












ゆいさんのたいやきは皮薄めであんこたっぷり!

あ、こども達が。

興味津々だね。すっごく楽しそう。

将来は3人でたいやき屋さんかな。













































国立に拠点を持つ古本屋兼ギャラリーの国立本店と、
活版印刷による作品制作をしている九ポ堂で、
新しく起ち上げた『国立活版倶楽部』。
この部活では、ワークショップやイベントを中心に、
実際に活版印刷に触れながら、
少しずつ活版印刷について学んでいきます。
第4回目のワークショップでは、
『ミニメッセージカードセット』をつくります!
名刺サイズのカードと合わせ、ミニ封筒も制作します。
ちょっとしたプレゼントや手紙に使いやすいカードを、
気持ちを込めた活版印刷でつくりましょう!
日時:2月19日[日]/午前の部 10:00 ー 13:00
午後の部 15:00 ー 18:00
場所:国立本店
内容:参加者お一人づつ、メッセージカード&封筒を10枚づつつくります。
活版印刷の初心者対象のワークショップですが、
ミニ封筒は自分でデザインして版をつかって、
メッセージカードは用意されたデザインから
選んで印刷してつくります。
また、デザインを自分でつくることが難しい方は、
こちらで用意した3種類のデザインから選んでつくることができます。
定員8名(申し込み先着順となります。)
参加費:3,500円
申込先:honten@chub.jp
○今回オリジナルで版をを作成した方は、
その版をお持ち帰りすることができます!
持ち帰った版は、今後九ポ堂にご相談いただければ増刷が可能です。
(別途、印刷費用がかかります。)

■参加が決定し、オリジナルで版をつくる方には、
2月10日(金)までに版面のデータを送っていただきます。
基本的には完全データを希望しますが、
手描きなどのアナログ原稿でも版の作成は可能です。
■版面のサイズや入稿に関する注意事項などの詳細については、
申し込み後の返信メールに記載いたします。
■データに不備のあった場合はこちらからご連絡しますので、
修正をお願いいたします。
(なお簡単な修正はこちらで対応することもございます。)
■アナログ原稿の方は原稿を送付される前に、
すり傷や汚れ、折れ曲がりがないか確認してください。
■郵送の際は厚紙を敷くなど、簡単に曲がらないように工夫をしてください。
■原稿のスキャニングは注意をして行いますが、
万が一破損する恐れもございます。ご了承ください。
■郵送中の紛失などの事故についてはいっさい責任を負いかねます。
○申し込み方法
1. 参加希望ワークショップタイトル
2. 参加希望時間
(午前午後どちらでも参加可能な方は、どちらでも可とご記入ください。)
3. 版をオリジナルで作成するか、
こちらで用意したデザインを使用するかの選択
※デザインは2月6日頃にブログにアップ予定です。
4. 参加者氏名
5. 携帯電話番号
6. メールアドレス
7. ご職業
を明記して、 国立本店までメールでお申し込みください。
honten@chub.jp
国立本店
国立市中1-7-62
042-575-9428
http://honten.chub.jp/

「かみ子さんからの贈りもの」
デザインの通過展2012・紙好きカワカミ紙作品展
2012年2月1日(水)~2月12日(日)
12:00~17:00(月曜・火曜定休日)
会場:国立本店
主催:<<<<(カワカミ)
後援:国立本店
はじめまして、紙が大好き美大生4人組"<<<<(カワカミ)"
です。私達は紙という素材に惹かれ、紙を主題にフリー
ペーパー刊行や作品展示等の活動を行ってきました。
この度、皆様に紙の魅力をお伝えするべくここ国立にや
ってきました......あれ?どうやら先客がいるようですね。
私たちの友達のかみ子さんじゃありませんか。今日も紙
を使って何かつくっているようですよーー
<<<<(カワカミ)
武蔵野美術大学に通う紙好き美大生4人組。
塩見瑠璃子/瀬川祥穂/広瀬由佳莉/矢部萌
web│http://kkkkawakami.tiyogami.com/
mail│kawakami.mau@gmail.com
twitter│kawakami_04

[くにたちもちもちまつり]
お米をつくった農家さんと一緒におもちつき!
◉国立産のもち米を使用した、つきたてのおもちを無料配布!
◉物産試食イベントも開催!
◉当日は「たいやきや ゆい」と、「カフェ ひらく」も国立本店に出店!
◉国立本店でご飲食もしていただけます。
日時:1月22日(日)12時より
場所:くにたち野菜 しゅんかしゅんか
出店:たいやきやゆい、カフェひらく
主催:くにたち野菜 しゅんかしゅんか
後援:国立本店



















とても晴れた日曜日。冬の澄んだ空気がきれいな朝です。
九ポ堂さんのレトロな自家用車で、アダナプレス機がお店に運ばれてきました。抜群の存在感と重厚感。今日の活版ワークショップへの期待が高まります。
ワークショップが開始しました。まずは、本日お世話になる九ポ堂の酒井さんから九ポ堂の紹介、ワークショップの流れ、活版印刷の道具の名称や使い方を説明して頂きました。

初めて活版印刷を体験する方々は、見たことがない活版の道具に興味津々といった様子で説明を受けていました。
今回は活字と、オリジナルの図柄を樹脂凸版に製版したものを組み合わせたグリーティングカードの制作です。どのように印刷されるのか、版の状態を見ただけでわくわくします。
最初はステッキに活字を組み付ける文選の作業です。


スダレの中に整列された小さな活字たち。小さな活字はあいうえお順に並んでいながらも、自分の文章の活字を探し、拾うには結構な時間を要します。字が反転しているので、活字をみているとだんだん、「ほんとうにこの文字であってるのだろうか?」なんて錯覚も。

印刷される向きと逆に配列してしまったり、文字が抜けていたまま印刷にかけてしまうと、また振り出しに戻ってしまうので、いちばん最初の大事な作業です。鉛でできている活字はとても傷つきやすいので、みなさん集中して小さな活字を指で拾っていました。

活字には数の限りがあるので、時々、必要な文字がなくなってしまうなんてことも。奥さんの葵さんのサポートあって、みなさんそれぞれの文章を無事に組んでしました。

文字が組み終わったら、次はその組版を固定し、プレス機にセットできる状態にします。
組んだ活字をチェースという鉄枠の中に配置し、金属や木でできたパーツで、スペース部分を埋めます。


九ポ堂さんが用意してくださったチェースの中の配置図を見ながらの作業でしたが、このパズルを組むような作業、少しコツがいるので、みなさんインテルの数や込め物の位置を慎重に確認しながら組んでいました。
メタルベースの上に樹脂凸版を貼付けたら、全てが固定されているか、チェースをコンコンとテーブルに叩いてみます。組版がずれなければ、いよいよ印刷の作業です。


チェースは酒井さんがセットしてくれます。セットされたら、横から紙押さえのバーなどが版に当たらないか、必ずチェックします。

活版のプレス機は、ハンドルを動かすとローラーがインクを伸ばしていくのと同時に、版にインクを付け、紙を固定した台座も動き印刷する仕組みになっています。とても画期的な文明をすでに作り出していたのだと感じました。人の知識や技術の手触りを宿したこの装置はいつまでも残っていてほしい存在です。


試し刷りを行い、紙の位置、印圧を決定します。印圧は絵によっては弱めにすること、強めにすることが必要になります。面の多い絵などは印圧がとても必要で、上手に印圧をかけないと、大きなムラになってしまいます。しかし、そこは酒井さん、匠の技できれいに刷れるようにしてくださいます。

印刷本番。面が多い図柄の人は、プレスするのにすごく力を入れてました。つま先立ちになったり、飛んで圧をかけたりと、様々な方法で刷りを試していました。


最初はハンドルの扱いにも慣れていないので探り探りですが、徐々になれてくると作業もスムーズに進んでいきます。刷っている人の目は真剣そのもの。他のみなさんも、どんな画が刷れるのか楽しみな様子で見ていました。

紙をの受け渡しをするなどの連携プレーをみせる方々も。作業がよりスムーズに!
たくさん集中した後は、お茶を飲みながらしばし談笑。
みなさん、それぞれの個性的が光るカードが完成しました。


クリスマスカード、年賀状などなど、バリエーションに富んだ絵と言葉。ワークショップに参加されたみなさん、自分の手で刷り上げた作品を眺めながら笑顔をこぼしていました。
一枚一枚手刷りでつくられたこのカードを受け取った人は、いつもより少し幸せな気持ちになるのではないでしょうか。
お店番/小室
11月も半ばを過ぎた、ある土曜日の午後。
国立本店では、<本を作ること>の専門家をお招きして小さな会を催しました。第一回のテーマは『手で考える製本』。ゲストは製本家の都筑晶絵さんです。<紙ラボ!>の野口尚子さんの進行により、お仕事にまつわるさまざまなエピソードをお伺いしました。
製本家のお仕事は、本のカタチをつくること。「伝えたい内容」に合わせて製本方法を勘案し、手作業で綴じて一冊に仕上げていきます。いわゆる〈書店の本棚〉に並べる本は作っていません。依頼主から個人的なオーダーを受けて、制作が始まります。
製本家とひとくちに言っても、個人によってその守備範囲はさまざま。職人として、与えられたイメージをきっちり再現していくのが得意な人がいれば、装飾や製本方法を含めてデザインする人もいるのだそう。
都筑さんの場合は、どちらかといえば後者のスタイル。柔軟な発想とこまやかな技術で生み出される作品は、どこか情緒的な質感を持っています。「私を見て!」と気を惹くのが書店に並ぶ本だとすれば、「私に触れて。」とじっと見つめるのが都筑さんの本、といった感じ。
そんな彼女のお話は、静かに、しかしたしかな呼吸を感じるような、ゆったりとしたテンポで始まりました。沈黙と共に暮らしてきた人特有の語り口。それは話自体に沈黙が多いという意味ではなくて、むしろ細い糸を紡ぐようにするすると言葉は生まれる。
その迷いのなさに、潤沢な時間の中で自分との対話をじっくり重ねた痕跡がうっすらと透けて見えるような気がしました。参加者のみなさんは、その味わいをじっくり噛みしめながら彼女のストーリーを聴くことができたのではないでしょうか。
都筑さんの製本スタイルは、ヨーロッパで学んだ技法を日本に合わせて柔軟にアレンジしたものなのだそうです。フランスのルリユールという伝統的な製本技術が基礎となっています。お話の中で印象的だったのは、ナビゲーターの野口尚子さんが発したこの問いかけでした。
「今のスタイルは、学んだものをずいぶん崩していると思うけれど、それは、どうやって? 」
「フランスで製本を学んでいたときは気がつかなかったのだけれど、帰国して日本語のテキストで作ってみて、ああ、これはフランスの技術なんだってわかったんです。」
「そもそも日本はページを繰るのではなく、巻物の文化でした。そうやって発達してきた言語を西洋の技術でそのまま扱うのは難しかった。たとえば、革の表紙で文芸を読む気にはなれない、そういう感覚的なことも含めて。」
「そう感じていた時に、日本で製本の活動をしているドイツ人の女性の仕事に触れる機会がありました。彼女の作品は、本の内容から着想を得たイメージを製本に落とし込むというスタイルで、伝統的な技術から自由だったのです。」
「そこで、内容によって製本方法を自由に変えて作ることができるんだ、とはじめて知って。」
機械にはけっして真似のできない折り方や綴り方を組み合わせて、本の内容を体現するように作っていく、都筑さんの製本。その作業を支える道具はいたってシンプル。他の製本家と比べると、驚くほど道具の種類が少ないそうです。大学受験の頃から愛用しているという、赤い小箱に、使用する全ての道具が収まります。
もともとヨーロッパにはよい本をオーダーして作るという文化があります。しかし日本にはそういった文化がありません。なのに、実に気負いなく、ごく自然な感じで自分の道を作って歩いてるんだなー、と都筑さんのお話を聴きながらなんだか嬉しくなりました。
日が落ちて小腹が空いた頃に、柿屋ベーグルさんのおいしいベーグルが登場。ひと息入れながらの交流タイムも、とても楽しかったです。1人のストーリーを軸に、いろんな視点が混じり合って、はっとしたりほっとしたり。誰かの話をみんなで聴くって、よいものですねえ!
次回のワークトークは、2012年1月の開催です。いったいどんなゲストをお迎えするのでしょう? ぜひ、多くの人とこの素敵なひとときを分かち合いたいです。
お店番/村瀬

国立にある「本」のお店国立本店で、
「本」をつくるワークショップが始まります。
このワークショップでは、いつも私たちの側にある
本を構成するパーツを解体し、
【ホン】・【カバー】・【ハコ】 の3つをテーマに、
体験し学んでいきます。
それぞれのテーマは、ワークショップとワークトークの2回構成です。
ワークショップでは紙ラボの野口尚子さんを講師に迎え、
身近な素材をつかって、みんなで手を動かして
文庫サイズの本をつくっていきます。
全3回すべてに参加すると、世界に一冊しかないあなただけの
【ノートブック】・【ブックカバー】・【ブックケース】が完成します。
また、ワークトークではそれぞれ第一線で活躍している
作家やデザイナーをゲストに招き、
みんなで実例を交えながら話を聞いてきたいと思います。
自分で手を動かして「本」をつくってみたい人。
「本」について考えてみたい人、
ぜひ、一緒に学んでいきましょう。
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ワークショップ vol.2 『ブックカバーをつくる』
普段はあまり使用することのない素材を使い、
文庫本サイズのブックカバーをつくります。
漫画の背景などでなどで使われる柄の入ったスクリーントーンと、
清刷りされた文字を使い、アナログ原稿をその場でみなさんで制作。
さらに、出力したモノにプリントゴッコによる印刷を加えます!
プリントゴッコなども含め手作業を多く含む今回のワークショップでは、
アナログでモノを考えて、そしてアナログでつくる楽しさを体験しましょう!
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12月17日(土) 午前の部 10:00~/午後の部 14:30~(3時間程度)
参加費:3,000円
定員:各回10名 ※要予約(先着順締め切りとなります)
持ち物:はさみ、カッター、定規(あれば 20~30cm程度)、
当日は動きやすい格好でお越し下さい
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○申し込み方法
1.参加希望ワークショップタイトル
2. 参加者氏名
3. 携帯電話番号
4. メールアドレス
5. ご職業
を明記して、
国立本店「手で考える『ー紙と本ー』」参加希望と記載して、
メールでお申し込みください。
honten@chub.jp
【野口尚子】
1984年生。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。出版デザイン・DTPを扱う制作会社を経て、「印刷の余白Lab.」の屋号でIID世田谷ものづくり学校に入居(現在は太子堂に移転)。ディレクションを主体に、編集、デザインなど印刷を軸にして様々な制作業務を行うかたわら、「紙ラボ!」として紙と印刷のセミナーやワークショップなどの企画運営も。
場所:国立本店
住所:国立市中1-7-62
電話:042-575-9428


国立に拠点を持つ古本屋兼ギャラリーの国立本店と、
活版印刷による作品制作をしている九ポ堂で、
新しく起ち上げた『国立活版倶楽部』。
この部活では、ワークショップやイベントを中心に、
実際に活版印刷に触れながら、
少しずつ活版印刷について学んでいきます。
第3回目のワークショップでは、
『シーズン・グリーティング・カード』をつくります!
年賀状やクリスマスカードなど、各自お好きなカードを制作できます。
一枚いちまい丁寧に印刷して、
一年の感謝の気持ちを込もったカードをつくりましょう!
日時:12月11日[日]
午前の部 10:00 ー 13:00 定員締め切りとなりました。
午後の部 15:00 ー 18:00 定員締め切りとなりました。
場所:国立本店
内容:参加者お一人づつ、グリーティングカードを30枚つくります。
活版印刷の初心者対象のワークショップですが、
自分でデザインしていただいた版をつくって、
活字を拾って、さらに活字と合わせて組んでつくります!
また、デザインを自分でつくることが難しい方は、
こちらで用意した6種類のデザインから選んでつくることができます。
定員:8名(申し込み先着順となります。)
参加費:4,500円
申込先:honten@chub.jp
○今回オリジナルで版をを作成した方は、
その版をお持ち帰りすることができます!
持ち帰った版は、今後九ポ堂にご相談いただければ増刷が可能です。
(別途、印刷費用がかかります。)

■参加が決定し、オリジナルで版をつくる方には、
11月28日(月)までに版面のデータを送っていただきます。
基本的には完全データを希望しますが、
手描きなどのアナログ原稿でも版の作成は可能です。
■版面のサイズや入稿に関する注意事項などの詳細については、
申し込み後の返信メールに記載いたします。
■データに不備のあった場合はこちらからご連絡しますので、
修正をお願いいたします。
(なお簡単な修正はこちらで対応することもございます。)
■アナログ原稿の方は原稿を送付される前に、
すり傷や汚れ、折れ曲がりがないか確認してください。
■郵送の際は厚紙を敷くなど、簡単に曲がらないように工夫をしてください。
■原稿のスキャニングは注意をして行いますが、
万が一破損する恐れもございます。ご了承ください。
■郵送中の紛失などの事故についてはいっさい責任を負いかねます。
○申し込み方法
1. 参加希望ワークショップタイトル
2. 参加希望時間
(午前午後どちらでも参加可能な方は、どちらでも可とご記入ください。)
3. 版をオリジナルで作成するか、
こちらで用意したデザインを使用するかの選択
4. 参加者氏名
5. 携帯電話番号
6. メールアドレス
7. ご職業
を明記して、 国立本店までメールでお申し込みください。
honten@chub.jp
オリジナルデザイン以外の方は下記の中から選択していただきます。
(当日にプリントアウトしたモノをご覧いただけます)

国立本店
国立市中1-7-62
042-575-9428
http://honten.chub.jp/
うららかだけれど、少し肌寒い秋晴れの土曜日。
国立本店では、手で考える 『ー紙と本ー』のワークショップvol.1
『ノートブックをつくる』を開催しました。
午前の部は女子会的なおしゃべりムード、午後の部は職人的な集中力が漂う
雰囲気の中で、それぞれがせっせと手を動かして、ノート作りに励んでいま
した。参加者のみなさんのほとんどが、製本未経験者です。
教えてくださったのは、〈紙ラボ!〉の野口尚子さん。
彼女は印刷にまつわるさまざまな活動を行なっている、「印刷界のちいさな
巨人」です。彼女のちいさな身体には、紙や印刷に関する知見が驚くほど
みっしり詰まっていて、しかも、説明がとっても分かりやすいです。
さて今回ワークショップで作ったのは、文庫本サイズのノートブックです。
並製本という製本方法で作ります。並製本とは、雑誌や文庫本などによく
使われる製法です。それに対していわゆるハードカバーと呼ばれる書籍は、
上製本という製本方法で作るのだそう。
並製本では、ノリやホッチキスで背をとじる方法が主流ですが、今回は、
上製本で使う糸かがりの技法を並製本でやってみましょう、という試みです。
ちょっと高度かも...? いいえ、心配はありません。はじめての方でも作業
しやすいように、野口さんが工程にアレンジを加えています。
作業工程は、上製本に比べて比較的工程が簡略化されているのが並製本の
特徴だそうですが、、、
【作業手順】
1)ろうびき
2)本文用紙と表紙を選ぶ
3)文庫サイズに印つける
4)クリップでとめる
5)カナノコで背を削る
6)糸でかがる
7)断裁する
8)見返しをノリ付けする
9)表紙をノリ付けする
10)表紙をカットする
ざっと見積もっても10工程...。なかなか、手間がかかるんですね!
この中でもっとも重要なのが「5)カナノコで背を削る」という作業です。
背とは、本のとじられている側のこと。本文用紙をまとめてクリップでとめ、
印を入れたところをカナノコで2、3mm程度切り込みを入れます。そして
背と平行に刃を当てて、慎重に紙を削っていくのです。
カナノコを引く間中、あちらこちらから、ギーコギーコ ジャリジャリジャリ
ジャリといろんなリズムが聴こえて来て、その音色にちょっと癒されました。
そこに、本店のお向かいにある、くにたち野菜 しゅんかしゅんかさんの元気
な呼び込みの声も重なります。ちょっとした音楽みたい。
陰の主役...。ハロウィンフェアに参加者大興奮!
さて、カナノコが終われば、いよいよ、メインイベントの糸かがりです!
糸かがりは野口さんの実演で学びます。ワークショップのよいところは、
コツや加減を具体的に学べるところです。
まず、ロウを引いた麻糸をたわまないように、ぴんと張って、穴に針を
通していきます。「きゅっピシッってかんじですね〜」と、野口さん。
なかなかコツが掴めなくて困っていても、大丈夫。参加者同士で教え合い
ながら作業が進みます。みんなで学ぶって、こういう所がよいですよね。
縫う作業は馴れてくると楽しい作業。まるで編み物みたい! 人によって縫う
スピードがまちまちなので、早めに終わった人は、ここでちょっとブレイク。
しゅんかしゅんかさんをちらっと覗きにいく人も。
縫い終わった人から順番に、今度は断裁機で本文用紙の束を文庫本サイズに
カットします。ちなみに専門用語では「ほんもんようし」と呼ぶのだとか。
断裁機は国立本店 店長まるやまの私物。
だんだんカタチが見えて来ると、疲れも吹き飛びますね。
この後、見返しと表紙を本文用紙にノリ付けしていく作業を経て、最後に
表紙を本文用紙のサイズに合わせてカット。
"
今度は断裁機を使わず手作業で紙を切っていきます。
「ここで失敗するわけにはいかない! 」とばかりに、みなさん緊張した面持
ちでカッターを引いていました。
完成した人は、出来上がった作品の仕上がり具合を入念にチェック。
「あ、ここ失敗してる〜」と時折がっかりしながらも、その顔は誰もが
嬉しそうでした。
参加者のみなさんの手で完成したノートブック。
次回のワークショップは、12月に開催予定です。このノートブックに合う
サイズで【ブックカバー】を作ります。全3回のワークショップを通じて、
一冊の作品に仕上がるように企画されているので、連続受講するとより
楽しいと思います。もちろん、単発で受講しても十分楽しい内容になって
いますよ!
くわしくは、国立本店のブログにアップしていきますので、気になる方は
こまめにチェックしてくださいね。お待ちしていますー。
お店番/村瀬