国立本店について
「国立デザインセンター」が主催運営する「BOOK & CAFE」です。「中央線デザイン倶楽部」のひとつの活動拠点であると同時にデザインに興味のあるすべての人と街に開かれた場所です。
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お店番募集中!
国立本店では、お店番を募集しています!
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イベント




チェコ絵本とタイル絵展
開催:2009年5月6日(水)~6月1日(月) 12:00~17:00
   ※火曜日定休
   クロージングパーティー:5月31日(日)15:00~
主催:国立本店
後援:中央線デザイン倶楽部
絵本や雑貨を東欧で買い付け販売している九段ブックスと 小物&タイル絵作家のクラフツナータンの展示会です。 九段ブックスおすすめのチェコ絵本から想像を膨らませて、 クラフツナータンがチェコビーズを織り交ぜたタイル絵を 製作しました。チェコ絵本とタイル絵のコラボレーションによる、 チェコ独特のファンタジーの世界を感じていただければ嬉しく 思います。国立散策ついでにぜひお寄りください。





土展
そこにある土の可能性
小谷田潤 西本良太 和久倫也
会期:2009年4月8日(水)~5月4日(月)
クロージングパーティー:5月3日(日)14:00-16:00
主催:国立本店 後援:中央線デザイン倶楽部
グラフィック:葉田いずみ

私たちの身のまわりには、どんな土があるだろうか。 すぐそばにある畑や庭、公園や山を歩いて採集した土を素材に土の可能性を探ります。 土そのもの、器、小物、家具、建築。 私たちの実験結果を、そのプロセスとともに、展示販売します。 土のおもしろさ、心地よさを感じてください。





記憶の本展第11章 桧垣康彦展 「今世紀8年の記憶」
会期:2008年11月19日(水)~12月22日(月)
クロージングパーティ:12月22日(月)19:00-
主催|国立本店「記憶の本展実行委員会」
協力|国立デザインセンター 
後援|中央線デザイン倶楽部

1世紀の8年間が終わろうとしています。世紀の変わり目のカウントダウンはアムステルダムで迎えました。爆竹と花火が夜空を飾りながら遅くまでにぎやかでした。 何か変わったような何もかわらないようなあやふやな気持ちを抱きました。 前世紀を受け継ぎながら、でもどうやら新しい息吹を感じます。 その一つとして私の8年間を振り返る展示会を「記憶の本展」のトリとして開催します。




かみの工作 cafe
会期:2008年10月22日(水)~11月17日(月)
オープニングパーティ:10月22日(木)19:00-
主催:かみの工作所
共催:折形デザイン研究所、中央線デザイン倶楽部
企画:萩原修
製造ディレクション:山田明良
グラフィックデザイン:三星安澄
会場デザイン:ミリメーター

青山と国立の2カ所に期間限定の「かみの工作カフェ」が開店。お茶でもしながら、かみと戯れる時間を楽しんでもらえると幸いです。デザイナーによる「かみの道具」の販売や、「かみの工作教室」も予定しています。




記憶の本展第十章 「フルスイングの本木」展
会期:2008年9月24日(水)~10月20日(月)
オープニングパーティ:10月4日(土)19:00-
主催:国立本店
後援:中央線デザイン倶楽部
協力:国立デザインセンター
制作協力:かみの工作所
DMデザイン:三星安澄

「木」をテーマに集めた本とフルスイングの家具を一緒に紹介します。




デザインの通過・展 2008 テーマ『自画像』
会期:2008年8月27日(水)~9月22日(月)
オープニングパーティ:8月29日(金)18:00-
クロージングパーティ:9月20日(土)18:00-
企画|三星安澄
監修|萩原 修
主催|デザインの通過展実行委員会
協力|国立デザインセンター
後援|中央線デザイン倶楽部
制作協力|かみの工作所

国立本店に集まった、25歳以下のクリエイター6人による展覧会。 日々、学んだり試行錯誤する中で、それぞれが向き合うデザインのかたちは、刻一刻と更新されていく。 2008年夏現在、それぞれのデザインが通過していく軌跡の中のひとつの点として、この「デザインの通過展」を開催します。
前 期 8月27日(水)→ 9月8日(月)
山田 一迅 山田 千永 原田 光丞

後 期 9月10日(水)→ 9月22日(月)
後藤 知佳 高橋 亜弓 宮国 小貴子






記憶の本展9 寺田尚樹のプラモデル 展 「スケール/ディテール/ディフォルメ」
会期:2008年7月30日(水)~8月25日(月)
クロージングパーティ:8月23日(土)19:00-
主催|国立本店「記憶の本展実行委員会」
協力|国立デザインセンター 
後援|中央線デザイン倶楽部
努力|テラダデザイン一級建築士事務所

小学生の頃、つくし文具店をはじめ国立のあらゆるプラモデルのお店を遊び場にしていた僕は今もプラモデルを作り続けています。 スケールに合わせたディテールの表現やディフォルメのさじ加減、組み立て説明書(当時は設計図と呼んでいました)のレイアウトやグラフィックの美しさはこの頃から最も興味のあることでした。 現在の建築、インテリア、家具のデザインの仕事の発想の源流がこのプラモデル体験にあったことはいうまでもありません。 ちょっと恥ずかしくて秘密の僕のプラモデルワールドを展示します。




記憶の本展8 西本良太 展 「WORKSHOP」
会期:2008年7月2日(水)~7月28日(月)
オープニングパーティ:7月5日(土)18:00-
主催|国立本店「記憶の本展実行委員会」
協力|国立デザインセンター 
後援|中央線デザイン倶楽部

一ケ月間、国立本店を作業場として、製作したものを展示していきます。 木・アクリル・セメントを使って、指輪、箸置き、マグネットなどを作ります。
ワークショップ「アクリルの指輪作り」 7月13日、27日 13:00~16:00 2000円 お申し込みは honten@chub.jp まで






「国立テンポラリー2008」

会期:2008年6月4日(金)~6月30日(月)
主催|国立テンポ・ラリー実行委員会 
後援|中央線デザイン倶楽部 
協力|かみの工作所 
企画|萩原 修 
デザイン|三星安澄

「自分だけの国立の地図をつくろう!」を合い言葉に、小さな店を手がかりにして、地図をもって、国立をのんびりとめぐる今年で3度目のイベントです。 この期間、つくし文具店では、3周年を記念して、「てぶんぐ展」を、国立本店では、2周年を記念して、「てぬぐいカフェ」を開催しています。 「て」がそろった今年のテンポ ・ラリー、国立が好きな人、国立がはじめての人、国立に住んでいる人もこの機会に、手に手をとって、手ざわりのいい国立をさわりにきてくださいね。

つくし文具店
国立本店





記憶の本展7 横山裕幸展
風景の記憶 ちっともできない僕の庭 風景をつくると言う仕事
会期:2008年5月7日(水)~6月2日(月)
オープニングパーティ:5月17日(土)17:00-
主催:国立本店「記憶の本展実行委員会」
協力:国立デザインセンター
後援:中央線デザイン倶楽部

たよりなくてとりとめのない「風景」のことをずーっと追いかけてきました。 でもなかなか捕まらなくて、段ボールの箱の中から古いスケッチ帖をとりだして虫干ししてみたらひょっとして新しい風景が見えてくるかもしれない。そんな風に考えたのが今回の展覧会のきっかけです。




まちのいえ展
国立には、どんな家が似合うのだろう?
会期:2008年4月9日(水)~5月5日(月)
参加建築家:笹敦、寺林省二、和久倫也ほか
企画:萩原修
主催:国立デザインセンター
後援:中央線デザイン倶楽部
イベント詳細はこちらまで




記憶の本展6 三星安澄展
「遊びの記憶 CARD BOARD GAMES」
会期:2008年3月12日(水)~4月7日(月)
オープニングパーティ:3月23日(日)18:00~21:00
主催:国立本店「記憶の本展実行委員会」
協力:国立デザインセンター
後援:中央線デザイン倶楽部

国立本店の卒業を機にオリジナルのカードゲームやボードゲームを発表します。 制作協力:ニシモトリョウタ、かみの工作所

連動企画:コドモノコトワークショプ「革であそぼう」
革をつかってゲームを作ります。 詳細はcodomonocotoまで




記憶の本展5 和久倫也展
WAKUWORKS展
会期:2008年2月13日(水)~3月10日(月)
オープニングパーティ:3月2日(日)17:00~19:00
主催:国立店「記憶の本展実行委員会」
協力:国立デザインセンター
後援:中央線デザイン倶楽部

この四月から国立駅近くの書店/ギャラリー「国立本店」の店長を担当することになりました。なおその一角にWAKUWORKS一級建築士事務所を開設します。私たちが実践してきた光や風、素材を意識した心地よい場所づくりを紹介します。




記憶の本展4 萩原修展
『コドモの記憶』展
会期:2008年1月9日(水)~2月11日(月)
新年会&かるた大会:1月12日(土)18:00~20:00
主催:国立本店「記憶の本展実行委員会」
協力:国立デザインセンター
後援:中央線デザイン倶楽部

コドモの頃の記憶をたどりながら、たべる・つくる・すごす・つたえる・でかける・あそぶ・かたづける・といったふだんの暮らしに使う道具を紹介した本「コドモのどうぐばこ」を書きました。本の出版を記念して、ささやかな展覧会を開催します。たまにはコドモの気持ちに戻ってみませんか。



記憶の本展3 寺林省二展
『家の記憶 イエノキオク』
会期:2007年11月28日(水)~12月24日(月)
パーティ:12月16日(日)17:00~19:00
主催:国立本店「記憶の本展実行委員会」
協力:国立デザインセンター
後援:中央線デザイン倶楽部




記憶の本展2 サダヒロカズノリ新作発表会
『本木林森(ほん・き・はやし・もり)』
会期:2007年10月31日(水)~11月26日(月)
パーティ:11月25日(日)17:00~19:00
主催:国立本店「記憶の本展実行委員会」
協力:国立デザインセンター
後援:中央線デザイン倶楽部




記憶の本展1 笹敦展
『ケンチクの記憶』
会期:2007年10月3日(水)~10月29日(月)
主催:国立本店「記憶の本展実行委員会」
協力:国立デザインセンター
後援:中央線デザイン倶楽部
街には、もっともっと、多く人の記憶に呼応する、ケンチクが必要とされている。カタチではなく、性能でもない。どんなにカッコ悪くても、『記憶』に残る『ケンチク』はココロにひびく。今回の展覧会では、そのような思いでつくった『素材』『歴史』『社会』をテーマとした3つの作品を紹介させていただきます。


ゴホンの会 〜味覚編〜 開催のお知らせ

ゴホンの会 ~味覚編~
料理家 風間章子さんと物語りに登場する料理を作って食べる

ゴホンの会は、五感を使って本と人の出会いを提供する読書会です。
今回は味覚を使って、物語りに登場する料理を実際に作って食べてみましょう!


*味覚メニュー*
こまったさんの"貝柱のグラタン"/児童書「こまったさんのグラタン(あかね書房)より」
ドラえもんの道具"暗記パン"/漫画「ドラえもん2巻(小学館)より」


児童書のこまったさんのシリーズ、子どもの頃に1度は読んだことのある人は多いはず!この物語りの中で登場する美味しそうな"貝柱のグラタン"を作ります。
ホワイトソースから作る本格派のグラタン。こまったさんは手際よく簡単にグラタンを焼いていきます。マカロニの茹で加減、ホワイトソースを作るコツなど、本の最後にはかわいいイラストで書かれたレシピも載っている、こまったさんシリーズです。
そして、ドラえもんに登場する有名な道具、"暗記パン"。学生時代に試験の前日にこの道具があれば良いのにと本気で思いました。記憶力がアップすると言われる食材を使って、"暗記パン"を実際に作っちゃいます!
実際に暗記力があがるの?......それは食べてからのお楽しみ♪


日時:4月17日(日) 15時~19時
ゲスト:料理家 風間章子さん
http://www.form-aggio.com/
会場:Cloud Cafe
http://www.cloud-cafe.jp/map
持ち物:エプロン・筆記用具
※食材や道具などはこちらでご用意いたします。

参加費:3000円
※当日会場にてお支払い下さい。
定員:8名

●申し込み方法●
mail@cloud-cafe.jp
こちらのメールアドレスにお申し込み下さい。
メールの件名に「ゴホンの会 申し込み」と明記下さい。
本文には
1、参加者氏名
2、携帯電話番号
3、メールアドレス
4、ご職業
をご明記下さい。
主催・企画・運営:国立本店 本のしごと研究室、Cloud Cafe

| イベント本のしごと研究室 | 2011.04.06 |
「第30回 本のしごと・トーク/ イラストレーターのつくる本」レポート

「本のしごと研究室」では、ゲストを招いて本とのつながりを考える、「本のしごとトーク」を行っています。

第30回目が、12月11日に行われました。


今回のゲストはイラストレーターのYuzukoさん。

イラストやデザインの企画・制作の事務所に所属し、イラストレーターとして活躍しながら、著作本も出版されています。

これまでに出版された本を中心に、イラストレーターとしてのご自身と本との関わり方について、いろいろと伺ってみました。


小さな頃から、絵を描くのが大好きだったというYuzukoさんですが、写生は苦手で記録が好きだったそうです。小学校時代には、すでに、ラーメン屋さん食べ歩き本を作っていたというツワモノぶりです。

写生が苦手だったため美術系大学にいくという選択肢はなく、大学では、もうひとつ興味のあった社会福祉学科に進みます。しかし在学中も、『Daikanyama Book』という代官山の街を紹介した冊子をカラーコピーで手作りしたり、2002年より『ゆずこのおたのしみ』というフリーペーパーを制作したりしていたそうです。


やはり絵を描くことを仕事にしたいということで、卒業後は田代卓事務所に入社。

個展「東京さんぽ」がきっかけとなり、その後、初めての著作『おいしいふたつ』が出版されます。この本は、父と娘の食べもの対決(?)のような企画で、約一年半をかけて制作しました。お店を100軒廻り、取材、イラスト、原稿...とYuzukoさんが手掛けています。


その後、『ありがとうの伝えかた』『ちいさな贈りもの』『暮らし便利ノートの作りかた』などの著作を出版。

Yuzukoさんの場合、企画の段階から積極的に本づくりに関わっていきます。本はむやみに出すものではなく、きちんと自分で責任を持って作ることを大事にしたいという思いからです。

yuzu_books.JPG


Yuzukoさんにとってイラストは記録のようなもの。日常生活の中で気になったこと、感じたことなどを記録に残すことが当たり前になっていて、仕事と日常生活は切り離せないものになっています。紙とペンさえあれば、喫茶店でも電車の中でもお風呂でも、どこでも描けるそう。楽しい時、悔しい時、その時々のパワーもイラストを描くパワーになります。

また、編集者やデザイナーなど、他の人とのやりとりも大事にしています。自分では気づかないことを気づかせてくれたり、そこから本の企画が生まれたりすることもあります。

本来は人見知りだけれど、仕事上はそれを克服する必要があり、普段から努めて人と話すようにしているといいます。お店の人に勇気を持って話しかけてみると、いろいろな話がきけたりします。

イラストの持ち込みの時などでも、ただファイルを見てもらうだけではなく、なるべく会話をするように努力しているそうです。


Yuzukoさんのイラストや文章、描き文字は、見やすくてチャーミング。その上、独自の視点があって、とても好感が持てます。Yuzukoさんのお人柄が現れているのだと思います。その裏には、人知れない努力が隠れているのだと知って、やはり、だからこそのプロだなあと思いました。


現在、一番好きなのは野球を観ることというYuzukoさん。球の種類やフォームなど、知りたいことがいろいろあり、個人的には本にまとめたいそう。

そのうち、Yuzukoさんならではの野球の本を目にすることがあるかもしれません。


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*本日の給食は、4月から国立にオープンする「cafe ひよこ豆」さんが担当。ファラフェル(ごま風味のひよこ豆のコロッケ)、キーマカレーのサンドイッチ、塩こうじ漬けの大根サラダ、どれも絶品! ごちそうさまでした。


yuzu_party.jpg


〔レポート:芳賀八恵〕


| 本のしごと研究室 | 2011.01.17 |
「第30回 本のしごと・トーク/ イラストレーターのつくる本」開催のお知らせ

「第30回 本のしごと・トーク/ イラストレーターのつくる本」開催のお知らせ



2010年最後の本のしごと・トーク、
第30回のゲストはイラストレーターのYuzukoさんです。
Yuzukoさんは、イラストやデザインの
企画・制作の事務所でイラストレーターとして活躍しながら、
近年は本の企画や制作の仕事をしています。

本を制作する仕事は、
依頼を受けてイラストを描く仕事と違って、
本の内容の企画をプレゼンしたり、
かなり深いところまで関わってつくっています。
一番最初に出版された本では、
おいしいお店を自ら取材し、文章を書き、イラストを描き、
文字まで自分で描いたり...と、
役割りを大きく超えて携わることもあります。

そんなYuzukoさんに、これまで出版された本や、
これから出版される本を中心に、
イラストレーターとしてのご自身と本との関わり方について、
みんなで楽しく話しをしたいと思います。


Yuzuko プロフィール

イラストレーター。1981年東京都生まれ。
1996年よりイラストレーションをはじめる。
2003年明治学院大学を卒業し、田代卓事務所に入社。
おもに雑誌・書籍・web・広告等で活動中。
2007年に初めての著書『おいしいふたつ』(六耀社)を
出版してからは、本を企画・制作する仕事もしています。
2010年末に『イラストで!暮らし便利ノートの作りかた』
(メディアファクトリー)を出版所予定。
http://www11.ocn.ne.jp/~thetable/


●日時  2010年12月11日(土) 

18時~20時/トーク 20時~21時/懇親会

●会場  国立本店

東京都国立市中1-7-62  042-575-9428

http://honten.chub.jp/

●定員
10名 申し込み先着順

●参加費
2000円(当日支払い)
簡単な食べ物と飲み物も用意しています。

●主催・企画・運営
本のしごと研究室 http://honten.chub.jp


「本のしごと研究室」は、編集、執筆、
エディトリアルデザイン、本を読む、印刷、
製本、出版、活版、写真、文字、イラスト、
雑誌、フリーペーパー、絵本、地図、図書館、
本屋、本のまち、などなどをテーマに、興味の向くままに、
本にまつわる様々な仕事について、
様々な立場の人と話し合い、考える場です。


現在のメンバーは、萩原修、芳賀八恵、川島睦美、
神田沙耶香、原田光丞、三森奈緒子、古橋英枝、
和久倫 也、佐藤界、西本良太、サダヒロカズノリ、
大村佳子、後藤知佳、宮国小貴子、藤井慶子、
桜井直子、澤 田舞、葉田いづみ、丸山晶崇、高橋春輝、
伏木田雅子 、大江田翠、の22名です。


●申し込み方法

1、トーク名

2、参加者氏名

3、携帯電話番号

4、メールアドレス

5、仕事内容     

を明記して、 国立本店「本のしごと研究室」まで
メールでお申し込みください。

 honnoshigoto@chub.jp

| 本のしごと研究室 | 2010.11.16 |
「第29回 本のしごと・トーク/活版のこれからとデザイン・平川珠希レポート」

今回は平川珠希さんです。

平川さんはグラフィックデザイナー、アートディレクション、
Webのデザイン、そして活版組版をされています。

平川さんにはこれまでの経歴と活版について、
そして平川さんの活版の今後の活動についてお話しして頂きました。

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〔 これまでの経歴 〕

幼稚園から大学までは音大付属の学校で、ピアノを専攻。
音楽漬けの日々を送る中でも将来の事を考えたとき、
音楽という選択肢は無かったそう。
世間知らずであったので、社会に出たいと考えていたと言います。

ずっと絵を描く事は好きで、
昼間はピアノの練習、夜中には絵を描いていました。

デザインがしたく就職するも、
DTPオペレーターだったので、
しかしちゃんとデザインできるところをと、デザイン事務所に転職。

転職先ではデザイナーがご高齢ということもあり
パソコンを使わずに文字は書体見本帖で切り貼りし
それをスキャンする作業の繰り返し。
この経験でずいぶん鍛えられて後々のためになったそうです。
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〔 活版との出会い 〕

活版と出会ったのはドイツがきっかけ。

ドイツにFliegenkopf(フリーゲンコプフ)という
活版印刷の工房があります。
西ドイツ唯一の女性マイスター、
クリスタ・シュヴァルツトラウバーさんが主宰する工房です。

日本でこちらの作品集を見たときに実際に見たいと思い、
ドイツの工房を見学。

クリスタ・シュヴァルツトラウバーさんには
「これは廃れていくものだよ」と言われたそうです。

これが今から約4年前。

日本に帰り活版屋さんに行くと、
「今さら何する気?」「色を使うのは暇人がやるものだからやりたくない」
と言われてしまいます。

ここから平川さんの活版を伝える活動が始まりました。
現在、平川さんは職人の方と組んで作品を作ったり、
ご自分でも"てきん"で作品を作られているそうです。
名刺のオーダー、Weddingの招待状や席次表、ポストカードなどなど。

作品の一部を見せて頂きました。

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[ 活版のこれから 〕

今の活版業界は若くて50代の方がメイン。

後継者は手間やお金がかかること、
活版のみでは食べていけない事からなかなか育っていません。
全盛期のときに働いていた方が現場に少なくなってきている事から、
ここ数年が勝負だと思っています。

次の世代に残していく為にも、デザイナーとしての仕事の中に
活版を生かしていきたいと考えています。

活版を伝える活動を始めた頃は全てに活版を使いたいと考えましたが、
それには膨大なコストも手間もかかってしまいます。
無理な事をしても続かないので、現在はオフセット印刷の中に
活版を効果的に使っていく方法をとっています。

例えば。。活版を使って原稿を作り、
オフセット印刷により大量の枚数を刷る、という方法もあります。

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目標は、活版を次の世代に残していく事。

そのためには職人を残していくこと。

答えはありませんが、
沢山の人の手を借りながら活動していき、頑張っていきたいです。

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〔 活版印刷の道具 〕

平川さんには活字も持参して頂きました。

29-6.JPG

これは活字地金彫刻師清水さんの彫られた「種字」です。

「種字」とは活版印刷で使用する活字の基となる
母型(凹型)を作るための大元の活字のこと。

清水さんはこの活字を下書きもせず直接彫っていかれるそうです。

これほど完成度の高い活字を、下書きもせずに彫られる事自体
なかなか想像できません。。

平川さんは、清水さんの彫られる実演を
みなさんに見て頂く活動もされています。

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〔 最後に 〕

平川さんの作品、活動は下記HPでご覧ください

http://www.luftkatze.com/

29-7.JPG

給食、毎回本当においしいです!
ごちそうさまでした。

一見すると華奢な平川さんですが、お話を聞いてみると
活版に対する熱いエネルギー、そしてその行動力に驚かされました。

平川さん、貴重なお話ありがとうございました!

〔レポート:大江田翠〕

| 本のしごと研究室 | 2010.09.29 |
「第29回 本のしごと・トーク/活版のこれからとデザイン・平川珠希」開催のお知らせ

「第29回 本のしごと・トーク/活版のこれからとデザイン・平川珠希」開催のお知らせ

第29回のゲストは、グラフィックデザイナーの平川珠希さんです。
平川さんは、音大を出てデザイナーになったという経歴の持ち主。
2007年より、グラフィックと活版のデザイン室「LUFTKATZE」を主宰しています。
ここ数年、活版印刷の魅力が再発見され、活版を使用した印刷物を目にする機会が増えています。
じわじわと活版人気が高まる一方で、職人さんの高齢化に伴い工房を閉鎖......という話もよく耳にします。
活版技術を未来に繋げていくためにできることを模索しながら、活版を使った作品制作や、ワークショップなどを行っている平川さんと、
活版印刷の現状、そしてこれからについて、みんなで考えたいと思います。


平川珠希(ひらかわたまき) プロフィール
立川市生まれ。国立音楽大学卒。アートディレクター、グラフィックデザイナー。
卒業後はデザイン事務所/広告代理店を経て、2006年に独立。
SPツールを中心にデザイン業務をする中、ドイツで出会った活版印刷での作品をきっかけに
「活版技術を未来に繋げていくために」と活版プロジェクトを開始。
日本とドイツの職人の方々から学び、2007年にグラフィックと活版のデザイン室として「LUFTKATZE」設立。
活版での雑貨などの制作ほか、荻窪のアトリエでは受注・教室を行っている。
http://www.luftkatze.com/

●日時
2010年9月18日(土)
18時~20時 /トーク 20時~21時/懇親会

●会場
国立本店
東京都国立市中1-7-62
042-575-9428
http://honten.chub.jp/

●定員  10名 申し込み先着順

●参加費 2000円(当日支払い) 簡単な食べ物と飲み物も用意しています。

●主催・企画・運営  本のしごと研究室 http://honten.chub.jp


「本のしごと研究室」は、編集、執筆、エディトリアルデザイン、本を読む、印刷、製本、出版、活版、写真、文字、イラスト、雑誌、フリーペーパー、絵
本、地図、図書館、本屋、本のまち、などなどをテーマに、興味の向くままに、本にまつわる様々な仕事について、様々な立場の人と話し合い、考える場で
す。

現在のメンバーは、萩原修、芳賀八恵、川島睦美、神田沙耶香、原田光丞、三森奈緒子、古橋英枝、和久倫也、佐藤界、西本良太、サダヒロカズノリ、大村佳
子、後藤知佳、宮国小貴子、藤井慶子、桜井直子、澤田舞、葉田いづみ、丸山晶崇、高橋春輝、伏木田稚子の21名です。


●申し込み方法

1、トーク名

2、参加者氏名

3、携帯電話番号

4、メールアドレス

5、仕事内容     

を明記して、 国立本店「本のしごと研究室」までメールでお申し込みください。

honnoshigoto@chub.jp

| 本のしごと研究室 | 2010.09.07 |
第28回 本のしごと・トーク 本ってなんだろう?/sign(森 浩明 & 金 瑛)レポート

ゲストはsign(森 浩明 & 金 瑛)のおふたり。
28_01.JPG

今回はsignのおふたりがデザインされた本を
順番に紹介していただきながら
「役割をあいまいにする」をテーマに語って頂きました。

その後はおいしいごはんをいただきながら、
本について・本のこれからについてを
参加者全員でディスカッションしました。

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Signは2人で2001年に
デザイン事務所を立ち上げたところから始まりました。

2001年〜2002年はアイデア(雑誌)のデザインも担当。

2003年には、signとして初めてデザインした
「間取りの手帖/佐藤和歌子」(リトルモア/2003)が発売。

この本は予想を上回る売れ行き。
そのことが衝撃的でうまく出来ない時期がありました。

そして
2作目である「間取り相談室」のデザインに取りかかることに。
なにか本におまけをつけたい、が予算も限られている・・・
という中で本のカバーをポスターにする
というアイデアを思いつきます。

そして
本のカバーがポスターにもなっていて
本来のカバーという役割と、
ポスターという役割もある
というおもしろい本が出来上がりました。

このようなちょっといびつな本を形にしたことで
その面白みに気付きます。

この2冊の本をデザインした事で

本来の役割とはちがうものを作る→役割をあいまいにする

ことの面白さに気づき、これがSignの特徴である
と気付きました。

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次に、実際に作品を見せて頂きながら解説して頂きました。

「NEWTOWN/伊藤存」(リトルモア/2006)

こちらは刺繍の作品集です。

本来の役割を崩してあいまいにしている特徴的な本とのこと。

本としてだけでなくそれ以上のことを出来ないかな、と考えました。

表紙はなく、見返しとカバーが合わさって
表紙のような役割をしている本です。

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「暮らしの手帖/ECD」(扶桑社/2009)

帯の文章がもともとあって、その文章が良かったので
それを一つの形にできるな、と思ったところから
カバーと帯を兼ねている本になりました。

言葉をかみしめる本だったので、

上製本だけど本の重みを軽くする為に
ちり(※)をみじかくしてもらい
できるだけ軽い本になるように努めました。
(※:本のうち、中身の紙の大きさよりも多少大きく取られて
はみ出している表紙の部分のこと)

実際に本を手に取ってもらう人がちりが短い等と
気付く訳ではないとは思いますが、
このような小さな役割のあいまいさの積み重ねが
本全体の雰囲気をつくりだしていると思います。

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書籍は雑誌と違い、内容に影響しかねない立ち位置であるので
内容と違った解釈を与えないように。。
平行しているニュアンスです。

2人に役割分担はなく、話し合いをして決めます。
アイデアは良いのを出した方が生き残り、
決定権はありませんがダサイといわれたら
そのアイデアは残りません。

文字の並べ方は実際に試したりはします。
デザインは理屈で説明できる部分と
そうでない部分がデザインのあいまいな部分です。

- - - - - - - - - - - - - -

穏やかな語り口ですが、信念を持って語られる言葉
ひとつひとつをかみしめながら聞いていると
本に対する愛情がひしひしと感じられました。

本を紹介して頂いた後は、早くもこの日のごはんが登場し
おいしいごはんをいただきながら
全員で本についてディスカッションました。

28_03.JPG

昨今は本の世界でもデジタル化が進行し
ipad等の媒体で読む事も可能になってきています。
一方で紙にこだわる人もいます。
このような過渡期に、
デザイナーとして危機感をもって
みなさんの意見が聞きたいという事で
さまざまな意見が飛び交いました。

交わされる意見の中で気になった言葉、フレーズを
ふせんに書いてはガラスにはっていく森さん。

28_04.JPG

話していくとどんどん流れていってしまうので
気になった言葉は書き留めておき、
後で見返すのだそうです。
ガラスに張られた付せん、なんだかかっこいいですね!

- - - - - - - - - - - - - -

森 浩明 さん、金 瑛さんありがとうございました。


〔レポート:大江田翠〕

| 本のしごと研究室 | 2010.09.06 |
「第28回 本のしごと・トーク 本ってなんだろう?/ sign(森 浩明 & 金 瑛)」開催のお知らせ

「第28回 本のしごと・トーク 本ってなんだろう?/
sign(森 浩明 & 金 瑛)」開催のお知らせ


本のしごと・トーク第28回目のゲストは、エディトリ
アルデザインを中心に活動をしている、sign の森 浩明
さんと金 瑛さんです。

雑誌アイデアのデザインから、間取りの手帖、ボブ・
ディランの写真集まで、数多くの書籍や雑誌のデザイ
ンを手がけ、ファンも多いsign。今回はそんな sign の
2人をゲストとして迎え、彼らの仕事を通して「本の構
造とその役割の曖昧化」をテーマにじっくりと話を聞き、
その後「本ってなんだろう?」をテーマに、参加者のみ
んなでディスカッションをしたいと思います。パソコン、
携帯、インターネット等の普及によって、本や読書とい
うものがだんだんと変化している今だからこそ、本とは
何なのか?本はどう変わっていくのか、どう変わってほ
しいのか。参加された皆さんと一緒に考えたいと思いま
す。


sign プロフィール
森 浩明と金 瑛によるデザイン事務所。2001年設立。
装幀/エディトリアルデザインを中心に活動。
主な仕事に「間取りの手帖/佐藤和歌子」「NEW
TOWN/伊藤存」「コップとコッペパンとペン/福永
信」「コドモのどうぐばこ/萩原修」「ぼくは猟師に
なった/千松信也」「暮らしの手帖/ECD」「IA100
/長谷川敦士」「猫の目散歩/浅生ハルミン」「アイ
デア/誠文堂新光社」等がある。

森 浩明 (モリ ヒロアキ)
鳥取生まれ。制作会社等を経て2001年にsignを設立。

金 瑛 (キム ヨン)
東京生まれ。桑沢デザイン研究所、
Central Saint Martins College of Art and Design
卒業後、森とsignを設立。


●日時  2010年8月28日(土) 

18時~20時/トーク 20時~21時/懇親会

●会場  国立本店

東京都国立市中1-7-62  042-575-9428

http://honten.chub.jp/

●定員
10名 申し込み先着順

●参加費
2000円(当日支払い)
簡単な食べ物と飲み物も用意しています。

●主催・企画・運営
本のしごと研究室 http://honten.chub.jp

「本のしごと研究室」は、編集、執筆、エディトリア
ルデザイン、本を読む、印刷、製本、出版、活版、写
真、文字、イラスト、雑誌、フリーペーパー、絵本、
地図、図書館、本屋、本のまち、などなどをテーマ
に、興味の向くままに、本にまつわる様々な仕事につ
いて、様々な立場の人と話し合い、考える場です。

現在のメンバーは、萩原修、芳賀八恵、川島睦美、神
田沙耶香、原田光丞、三森奈緒子、古橋英枝、和久倫
也、佐藤界、西本良太、サダヒロカズノリ、大村佳
子、後藤知佳、宮国小貴子、藤井慶子、桜井直子、澤
田舞、葉田いづみ、丸山晶崇、高橋春輝、伏木田稚子
の21名です。

●申し込み方法

1、トーク名

2、参加者氏名

3、携帯電話番号

4、メールアドレス

5、仕事内容     

を明記して、 国立本店「本のしごと研究室」まで
メールでお申し込みください。

honnoshigoto@chub.jp

| 本のしごと研究室 | 2010.08.23 |
「第27回 本のしごと・トーク 本と流通/荻原妃織」開催のお知らせ

「第27回 本のしごと・トーク 本と流通/荻原妃
織」開催のお知らせ


出版社と書店をつなぐ仕事「取次」。今回の本のしご
と・トークでは、業界の人以外には、あまり知られて
いない本の流通について、取次の大手「株式会社トー
ハン」の荻原さんに、わかりやすく説明してもらいま
す。本がどのように読者の手にわたるのか。本がどの
ように売られているのか。そして、現在の本の流通の
課題や、本の流通が今後どうなるといいのか、現状を
ふまえて、みなさんといっしょに考えてみたいと思い
ます。出版社や書店の方はもちろん、本の編集やデザ
インに関わっている人、これから本をつくってみたい
人など、様々な立場の人に参加して欲しい内容です。
どうぞ、お気軽にご参加ください。

荻原妃織さんプロフィール

長野県生まれ。田舎の広い本屋さんで遊びまわって育
つ。

上京して日本大学芸術学部卒業後、

出版取次会社トーハン入社。首都圏営業本部営業推進
室所属。

人ってどうしたらその本屋さんに行きたくなるのか、

そして本を買いたくなるのか、日々工夫しています。

●日時  2010年7月24日(土) 

18時~20時  トーク

     20時~21時 懇親会

●会場  国立本店

     東京都国立市中1-7-62  042-575-9428

     http://honten.chub.jp/

●定員  10名 申し込み先着順

●参加費 2000円(当日支払い) 簡単な食べ物と飲
み物も用意しています。

●主催・企画・運営  本のしごと研究室 http://
honten.chub.jp

「本のしごと研究室」は、編集、執筆、エディトリア
ルデザイン、本を読む、印刷、製本、出版、活版、写
真、文字、イラスト、雑誌、フリーペーパー、絵本、
地図、図書館、本屋、本のまち、などなどをテーマ
に、興味の向くままに、本にまつわる様々な仕事につ
いて、様々な立場の人と話し合い、考える場です。

現在のメンバーは、萩原修、芳賀八恵、川島睦美、神
田沙耶香、原田光丞、三森奈緒子、古橋英枝、和久倫
也、佐藤界、西本良太、サダヒロカズノリ、大村佳
子、後藤知佳、宮国小貴子、藤井慶子、桜井直子、澤
田舞、葉田いづみ、丸山晶崇、高橋春輝、伏木田稚子
の21名です。

●申し込み方法

1、「第27回 本のしごと・トーク 本と流通/荻
原妃織」

2、参加者氏名

3、携帯電話番号

4、メールアドレス

5、仕事内容     

を明記して、 国立本店「本のしごと研究室」まで
メールでお申し込みください。

 honnoshigoto@chub.jp

| 本のしごと研究室 | 2010.07.17 |
「第26回 本のしごと・トーク 製本家のしごと/都筑晶絵」 レポート
今回のゲストは都筑晶絵さん
tsuzuki01.jpg

まずは
都筑さんが製本に興味を持ちはじめた時の話から
今に至るまでの経緯をざっと説明してもらい、
その後は
これまでにオーダーを受けて製作した本について
1冊1冊解説しながら、製本作家としての仕事について語って頂きました。

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はじめて製本の勉強をしたのは、2001年。
大学3年のとき、1年休学してフランスへ渡ります。
語学留学はダメと親に言われて、何を学ぼうかと探していたときに
たまたま見つけた製本の職人を養成する学校へ。
そこで7ヶ月間、伝統的な製本方法を学ぶことになります。

帰国して、卒業間近の頃
あるドイツ人のブックアーティストの展示で、
ハードカバーではなく、簡易的な物、縫っただけのものなどを見て
既存の製本方法に縛られない、こういう製本もあるんだ!と初めて知ります。

そして大学を卒業後、
その展示会場で出会った作家さんであるヴェロニカさんのアシスタントとして
お手伝いをするようになります。

1年半アシスタントとして働き、
その頃には自分の作品をお店に置いてもらったり、
展示をして作品を発表し、オーダーを受けるようにもなっていました。
しかし、まだまだ技術が伴ってないと感じ
2007年、再び海外へ製本を学びに行きます。
スイスにある、製本のプロが通う学校で学び、そして帰国。

2008年の3月、白金に製本教室を開きます。
そして現在は
・製本教室
・オーダーを受けての製作
・作品製作
という3つの柱で製本作家として活動中です。

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この日は個人からオーダーを受けたものもたくさん持ってきて頂いたので
それら製本した本や作品をまとめて見ることができるとても貴重な機会となりました。

見せて頂いた本や作品は、
・自分で買った古本をハードカバーにして綴じたもの
・デザイナーから依頼された本を納める箱
・結婚する友人へおくる本
・陶芸家の作品集
・アルバム
・建築家のスケッチ集
・結婚式で用いるプログラムなどが書かれたカード
・キュレーターに依頼された写真と言葉をまとめた本

山元伸子さんと活動しているユニット、アナナプレスで製作した
・colour full
・Science Nonfiction

などなど。

夫婦箱というものだったり、こよりを用いて綴じられていたり、
ジャバラになっていたり、様々な方法で製本された本はどれも
とても軽やかで美しく、またすばらしい精度で作られていました。

tsuzuki02.jpg

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本を入れる箱を作るのも製本家の仕事の一つだそうで、
本と構造が同じなので、箱も作ることができるということでした。
今はその箱を作る技術を活かして、
本を納める箱だけではなく、
ジュエリーを入れる箱や、CDを入れるケース、
また小さい箱など
さまざまな箱を製作することも多くなっているようです。

箱を製作する際には「空気が抜ける程度」という感覚が大事で、
簡単に箱が落ちてはいけないし、きつ過ぎてもいけない、
その微妙な感覚は1ミリ以下の精度を求め製作することで、
表現することが可能になっているようです。

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今や様々な方からオーダーを受ける都筑さんですが、
毎回このようにするという決まった方法はなく、
オーダーをされる方によって進行の仕方は違ってくるといいます。
その都度、話し合いながら適切な製本方法を決めて行くそうです。

「デザインをして、そして綴じたい」
「紙とか印刷方法を選べるように製本方法も選べたらいい」
「細かいオーダーを受けて、その通りに作る職人というよりも、
自身で本の内容を考えて発想して、提案して作って行く、
そういう製本の方法が自分には合っている」

これらの言葉からも
ただ頼まれた通りに作るだけではなく、本の内容にも積極的に関わって
製本をするという、都筑さんのスタイルがうかがえます。

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様々なところで活躍されている都筑さんですが、
まだまだ自分に物足りなさを感じていると言います。
それは技術の部分であったり、歴史的な背景などの知識であったり...。
まだまだ勉強が必要だと思っているようです。
師匠ともいえるヴェロニカさんを見習わなければと常に言い聞かせているようです。

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どのようにして効率よく作るかを考え、
それと同時に1ミリ以下の精度を求めて行くところは、
とても職人的な部分であり、
内容に合わせて印刷方法、製本方法、表紙などを考えて行くという姿勢は
まさにデザイナーであると感じました。
その両面を持ち合わせている都筑さんは
「今後もいろいろなことをやって行きたい」
と言います。

既存の枠にとらわれない、柔軟な発想で表現される
都筑さんのこれからの活動もとても楽しみです。

都筑さんの展示のお知らせなどはこちらをご覧下さい。
http://postaldia.jugem.jp/


tsuzuki04.jpg
今回の給食ではなんと、本の形をしたクレープが登場!

[レポート 西本良太]
| 本のしごと研究室 | 2010.07.06 |
「第26回 本のしごと・トーク 製本家のしごと/都筑晶絵」開催のお知らせ

「第26回 本のしごと・トーク 製本家のしごと/都筑晶絵」開催のお知らせ


6月26日(土)の「本のしごとトーク」のゲストは都筑晶絵(つづきあきえ)さんです。製本家として活躍され、製本教室の講師もされています。彼女の作品を初めて見たとき、それまで製本に対して抱いていた少し堅苦しい、重たいイメージが払拭され、すぐにその自由でモダンな雰囲気の虜になりました。最近は本をおさめる箱を制作される機会も増えているようです。当日は作品を拝見しながら、あまり知られていない製本家という仕事について伺ってみたいと思います。

都筑晶絵(つづきあきえ)プロフィール

1979年生まれ。2001年にフランスで手製本と出会い、大学卒業後、ブックアーティストVeronika Schäpersさんの制作の手伝いをしながら、よりシンプルな製本を知り、内容から考える本づくりをはじめる。
2007年、スイスの製本専門学校で再び学び、2008年3月からは東京で製本教室を始め、各地でワークショップを行う。
製本作家として本づくりのオーダーを受ける傍ら、ヒロイヨミ社山元伸子さんとananas pressとして作品を発表している。


●日時
2010年6月26日(土)
18時〜20時 /トーク 20時〜21時/懇親会

●会場
国立本店
東京都国立市中1-7-62
042-575-9428
http://honten.chub.jp/

●定員  10名 申し込み先着順

●参加費 2000円(当日支払い) 簡単な食べ物と飲み物も用意しています。

●主催・企画・運営  本のしごと研究室 http://honten.chub.jp

「本のしごと研究室」は、編集、執筆、エディトリアルデザイン、本を読む、印刷、製本、出版、活版、写真、文字、イラスト、雑誌、フリーペーパー、絵本、地図、図書館、本屋、本のまち、などなどをテーマに、興味の向くままに、本にまつわる様々な仕事について、様々な立場の人と話し合い、考える場です。

現在のメンバーは、萩原修、芳賀八恵、川島睦美、神田沙耶香、原田光丞、三森奈緒子、古橋英枝、和久倫也、佐藤界、西本良太、サダヒロカズノリ、大村佳子、後藤知佳、宮国小貴子、藤井慶子、桜井直子、澤田舞、葉田いづみ、丸山晶崇、高橋春輝、伏木田稚子の21名です。

●申し込み方法

1、「第26回 本のしごと・トーク 製本家のしごと/都筑晶絵」

2、参加者氏名

3、携帯電話番号

4、メールアドレス

5、仕事内容     

を明記して、 国立本店「本のしごと研究室」までメールでお申し込みください。

 honnoshigoto@chub.jp

| 本のしごと研究室 | 2010.06.10 |