国立本店について
「国立デザインセンター」が主催運営する「BOOK & CAFE」です。「中央線デザイン倶楽部」のひとつの活動拠点であると同時にデザインに興味のあるすべての人と街に開かれた場所です。
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お店番募集中!
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イベント




チェコ絵本とタイル絵展
開催:2009年5月6日(水)~6月1日(月) 12:00~17:00
   ※火曜日定休
   クロージングパーティー:5月31日(日)15:00~
主催:国立本店
後援:中央線デザイン倶楽部
絵本や雑貨を東欧で買い付け販売している九段ブックスと 小物&タイル絵作家のクラフツナータンの展示会です。 九段ブックスおすすめのチェコ絵本から想像を膨らませて、 クラフツナータンがチェコビーズを織り交ぜたタイル絵を 製作しました。チェコ絵本とタイル絵のコラボレーションによる、 チェコ独特のファンタジーの世界を感じていただければ嬉しく 思います。国立散策ついでにぜひお寄りください。





土展
そこにある土の可能性
小谷田潤 西本良太 和久倫也
会期:2009年4月8日(水)~5月4日(月)
クロージングパーティー:5月3日(日)14:00-16:00
主催:国立本店 後援:中央線デザイン倶楽部
グラフィック:葉田いずみ

私たちの身のまわりには、どんな土があるだろうか。 すぐそばにある畑や庭、公園や山を歩いて採集した土を素材に土の可能性を探ります。 土そのもの、器、小物、家具、建築。 私たちの実験結果を、そのプロセスとともに、展示販売します。 土のおもしろさ、心地よさを感じてください。





記憶の本展第11章 桧垣康彦展 「今世紀8年の記憶」
会期:2008年11月19日(水)~12月22日(月)
クロージングパーティ:12月22日(月)19:00-
主催|国立本店「記憶の本展実行委員会」
協力|国立デザインセンター 
後援|中央線デザイン倶楽部

1世紀の8年間が終わろうとしています。世紀の変わり目のカウントダウンはアムステルダムで迎えました。爆竹と花火が夜空を飾りながら遅くまでにぎやかでした。 何か変わったような何もかわらないようなあやふやな気持ちを抱きました。 前世紀を受け継ぎながら、でもどうやら新しい息吹を感じます。 その一つとして私の8年間を振り返る展示会を「記憶の本展」のトリとして開催します。




かみの工作 cafe
会期:2008年10月22日(水)~11月17日(月)
オープニングパーティ:10月22日(木)19:00-
主催:かみの工作所
共催:折形デザイン研究所、中央線デザイン倶楽部
企画:萩原修
製造ディレクション:山田明良
グラフィックデザイン:三星安澄
会場デザイン:ミリメーター

青山と国立の2カ所に期間限定の「かみの工作カフェ」が開店。お茶でもしながら、かみと戯れる時間を楽しんでもらえると幸いです。デザイナーによる「かみの道具」の販売や、「かみの工作教室」も予定しています。




記憶の本展第十章 「フルスイングの本木」展
会期:2008年9月24日(水)~10月20日(月)
オープニングパーティ:10月4日(土)19:00-
主催:国立本店
後援:中央線デザイン倶楽部
協力:国立デザインセンター
制作協力:かみの工作所
DMデザイン:三星安澄

「木」をテーマに集めた本とフルスイングの家具を一緒に紹介します。




デザインの通過・展 2008 テーマ『自画像』
会期:2008年8月27日(水)~9月22日(月)
オープニングパーティ:8月29日(金)18:00-
クロージングパーティ:9月20日(土)18:00-
企画|三星安澄
監修|萩原 修
主催|デザインの通過展実行委員会
協力|国立デザインセンター
後援|中央線デザイン倶楽部
制作協力|かみの工作所

国立本店に集まった、25歳以下のクリエイター6人による展覧会。 日々、学んだり試行錯誤する中で、それぞれが向き合うデザインのかたちは、刻一刻と更新されていく。 2008年夏現在、それぞれのデザインが通過していく軌跡の中のひとつの点として、この「デザインの通過展」を開催します。
前 期 8月27日(水)→ 9月8日(月)
山田 一迅 山田 千永 原田 光丞

後 期 9月10日(水)→ 9月22日(月)
後藤 知佳 高橋 亜弓 宮国 小貴子






記憶の本展9 寺田尚樹のプラモデル 展 「スケール/ディテール/ディフォルメ」
会期:2008年7月30日(水)~8月25日(月)
クロージングパーティ:8月23日(土)19:00-
主催|国立本店「記憶の本展実行委員会」
協力|国立デザインセンター 
後援|中央線デザイン倶楽部
努力|テラダデザイン一級建築士事務所

小学生の頃、つくし文具店をはじめ国立のあらゆるプラモデルのお店を遊び場にしていた僕は今もプラモデルを作り続けています。 スケールに合わせたディテールの表現やディフォルメのさじ加減、組み立て説明書(当時は設計図と呼んでいました)のレイアウトやグラフィックの美しさはこの頃から最も興味のあることでした。 現在の建築、インテリア、家具のデザインの仕事の発想の源流がこのプラモデル体験にあったことはいうまでもありません。 ちょっと恥ずかしくて秘密の僕のプラモデルワールドを展示します。




記憶の本展8 西本良太 展 「WORKSHOP」
会期:2008年7月2日(水)~7月28日(月)
オープニングパーティ:7月5日(土)18:00-
主催|国立本店「記憶の本展実行委員会」
協力|国立デザインセンター 
後援|中央線デザイン倶楽部

一ケ月間、国立本店を作業場として、製作したものを展示していきます。 木・アクリル・セメントを使って、指輪、箸置き、マグネットなどを作ります。
ワークショップ「アクリルの指輪作り」 7月13日、27日 13:00~16:00 2000円 お申し込みは honten@chub.jp まで






「国立テンポラリー2008」

会期:2008年6月4日(金)~6月30日(月)
主催|国立テンポ・ラリー実行委員会 
後援|中央線デザイン倶楽部 
協力|かみの工作所 
企画|萩原 修 
デザイン|三星安澄

「自分だけの国立の地図をつくろう!」を合い言葉に、小さな店を手がかりにして、地図をもって、国立をのんびりとめぐる今年で3度目のイベントです。 この期間、つくし文具店では、3周年を記念して、「てぶんぐ展」を、国立本店では、2周年を記念して、「てぬぐいカフェ」を開催しています。 「て」がそろった今年のテンポ ・ラリー、国立が好きな人、国立がはじめての人、国立に住んでいる人もこの機会に、手に手をとって、手ざわりのいい国立をさわりにきてくださいね。

つくし文具店
国立本店





記憶の本展7 横山裕幸展
風景の記憶 ちっともできない僕の庭 風景をつくると言う仕事
会期:2008年5月7日(水)~6月2日(月)
オープニングパーティ:5月17日(土)17:00-
主催:国立本店「記憶の本展実行委員会」
協力:国立デザインセンター
後援:中央線デザイン倶楽部

たよりなくてとりとめのない「風景」のことをずーっと追いかけてきました。 でもなかなか捕まらなくて、段ボールの箱の中から古いスケッチ帖をとりだして虫干ししてみたらひょっとして新しい風景が見えてくるかもしれない。そんな風に考えたのが今回の展覧会のきっかけです。




まちのいえ展
国立には、どんな家が似合うのだろう?
会期:2008年4月9日(水)~5月5日(月)
参加建築家:笹敦、寺林省二、和久倫也ほか
企画:萩原修
主催:国立デザインセンター
後援:中央線デザイン倶楽部
イベント詳細はこちらまで




記憶の本展6 三星安澄展
「遊びの記憶 CARD BOARD GAMES」
会期:2008年3月12日(水)~4月7日(月)
オープニングパーティ:3月23日(日)18:00~21:00
主催:国立本店「記憶の本展実行委員会」
協力:国立デザインセンター
後援:中央線デザイン倶楽部

国立本店の卒業を機にオリジナルのカードゲームやボードゲームを発表します。 制作協力:ニシモトリョウタ、かみの工作所

連動企画:コドモノコトワークショプ「革であそぼう」
革をつかってゲームを作ります。 詳細はcodomonocotoまで




記憶の本展5 和久倫也展
WAKUWORKS展
会期:2008年2月13日(水)~3月10日(月)
オープニングパーティ:3月2日(日)17:00~19:00
主催:国立店「記憶の本展実行委員会」
協力:国立デザインセンター
後援:中央線デザイン倶楽部

この四月から国立駅近くの書店/ギャラリー「国立本店」の店長を担当することになりました。なおその一角にWAKUWORKS一級建築士事務所を開設します。私たちが実践してきた光や風、素材を意識した心地よい場所づくりを紹介します。




記憶の本展4 萩原修展
『コドモの記憶』展
会期:2008年1月9日(水)~2月11日(月)
新年会&かるた大会:1月12日(土)18:00~20:00
主催:国立本店「記憶の本展実行委員会」
協力:国立デザインセンター
後援:中央線デザイン倶楽部

コドモの頃の記憶をたどりながら、たべる・つくる・すごす・つたえる・でかける・あそぶ・かたづける・といったふだんの暮らしに使う道具を紹介した本「コドモのどうぐばこ」を書きました。本の出版を記念して、ささやかな展覧会を開催します。たまにはコドモの気持ちに戻ってみませんか。



記憶の本展3 寺林省二展
『家の記憶 イエノキオク』
会期:2007年11月28日(水)~12月24日(月)
パーティ:12月16日(日)17:00~19:00
主催:国立本店「記憶の本展実行委員会」
協力:国立デザインセンター
後援:中央線デザイン倶楽部




記憶の本展2 サダヒロカズノリ新作発表会
『本木林森(ほん・き・はやし・もり)』
会期:2007年10月31日(水)~11月26日(月)
パーティ:11月25日(日)17:00~19:00
主催:国立本店「記憶の本展実行委員会」
協力:国立デザインセンター
後援:中央線デザイン倶楽部




記憶の本展1 笹敦展
『ケンチクの記憶』
会期:2007年10月3日(水)~10月29日(月)
主催:国立本店「記憶の本展実行委員会」
協力:国立デザインセンター
後援:中央線デザイン倶楽部
街には、もっともっと、多く人の記憶に呼応する、ケンチクが必要とされている。カタチではなく、性能でもない。どんなにカッコ悪くても、『記憶』に残る『ケンチク』はココロにひびく。今回の展覧会では、そのような思いでつくった『素材』『歴史』『社会』をテーマとした3つの作品を紹介させていただきます。


「第17回 本のしごと・トーク/フリーペーパーがつなぐもの cocon制作室」レポート

『本のしごと研究室』では、隔週でゲストを招いて本とのつながりを考える『本のしごとトーク』を行っています。第17回が10月10日に行われました。現在「東京の庭」「東京の庭baum」「たまもの」の三誌のフリーペーパーを発行したデザインユニットのcocon制作室。チーム編成は元同僚の女性3人。今回は主にデザインと執筆を担当の高木多恵子さんに来て頂き、これまでを語ってもらいました。



≪第17回ゲスト cocon制作室 高木多恵子さん≫

中学生の時から現在も青梅に暮らしている高木さん。

学校を卒業して選んだ職業は印刷会社のDTPオペレーターでした。広告のデザインを仕事として覚えていき、美術大学の通信講座も受けたりしながらデザインへの興味はますます深まっていったそうです。そんな中、並行して沸々とわき上がる思いがありました。

それは、小さいころから大好きな、“本” を作ってみたいという思いです。

そこで、高木さんはそれまで働いていた会社をやめ、同僚や仲間と6人で地元・青梅にアトリエを借りて、その場所を拠点に印刷物作りの活動の第一歩を踏み出します。



一番最初に作ったフリーペーパー『kiwwi』は、テーマを決めず、メンバー各自の興味のおもむくままのページ作りをしました。その時は、インクジェットプリンタとカッターとホチキスを駆使して家内制手工業でした。そんな活動を手探りでしているうちに、徐々に現在のcocon制作室(高木さん、島崎さん、高橋さんの3人組デザインユニット) が結成され、作る媒体のテーマも青梅や奥多摩の魅力を伝える方向に固まっていきました。

ターゲットは地元に住む人々。都心に通っている地元住民に、もっと奥多摩のイイ所(地域の商店街や散歩スポット)を知ってほしいという思いがありました。ところが、デザインの知識はあっても、出版の仕組みは全くわからない所からのスタートです。



そんな中で訪れた出会い。その当時たまたま出展したデザインフェスタの会場で、彼女たちは偶然、奥多摩在住の木工作家さんに出会います。地元が一緒ということもあり、色々と話をするうちに、その方から、“奥多摩まちづくり・ひとづくり支援事業”を知ります。それは、町を活性化する企画を提案し、通れば町の助成金で活動できるというものでした。自分達のやろうとしていることとまさに合致。ふってきたチャンスに迷うことなく応募を決めた彼女達でしたが、なんとあろうことか知ったのは締め切りの2日前。しかし、そんなピンチにもめげずに徹夜で企画書を仕上げて提出しました。

その後、地元住民による審査を無事通過し、奥多摩の人にとっても、都心の人にとっても“庭”のような存在になりたいという思いをこめて名付けた、フリーペーパー『東京の庭』は創刊されました。



こうしてはじめての本格的な冊子作りに奮闘したcocon制作室。奥多摩の魅力を集めているうちに、取材した人から、あの場所はいった?と次の取材先につながる情報をもらったり、知り合いの印刷屋さんが安くて良質な紙を見つけてくれたりと、創刊号が出来上がるまでに、色々なうれしい協力があったそうです。

その時のことを高木さんは、

「3人で作ろう!と決めたとたん、ぐるぐる出会いがつながっていって、ずーっとミラクルな感じがしてました。」 と言います。





流れに乗って3号発行した「東京の庭」。週5日はcocon制作室として広告などのデザインの仕事をうけおいながら、土日でフリーペーパーの取材。仕事を持ちながらもフットワークを保てたその原動力は、“記事をきっかけに街のみんながつながればいいな”の思いでした。

そのあとも「東京の庭」に続いて、東京都の多摩産材利用拡大事業の補助金によって発行したフリーペーパー「東京の庭baum」(東京の山と木がテーマ)を2号、奥多摩身近なまちづくり推進事業の助成でフリーペーパー「たまもの」(奥多摩の暮らしがテーマ)3号を発行。

助成金をもらって制作することにはプレッシャーもあったそう。でも、それによって公共の視点も個人の視点も持ちながら取材できたのは、冊子のさらなる魅力につながったそうです。



cocon制作室は、企画会議をしたら全員で取材に行くスタイルを敢行しています。それは、メンバー全員がただ純粋に興味のある場所に行きたいから(笑)だそうですが、そのため取材中もトークは途切れることはなく、「地元のおじいさんにインタビューをしていたら6時間も経ってた」なんてこともあるそう。そんな時は家のごはんをご馳走になることも。

高木さんは、ハッピースマイルの持ち主。確かに、こんな笑顔で、うんうん。と話を聞いてくれたら、自分の中のとっておきエピソードも、あれよあれよと披露してしまいそうです。

フランス語で「繭」の意味のcocon。 

『cocon制作室』 の名前の由来は、最初のアトリエが織物工場だったから、それにちなんで“自分たちも繭から育っていこう”という思いを込めたんだそうです。

7冊のフリーペーパーの発行を経て繭から飛び立った彼女達。今後はフリーでない出版物にも目を向けています。どんなスタイルで?どんなテーマで・・・? そのアイデアにはこれからも目が離せません。





〈感想〉

“自分のふるさと、または今住んでいる街を、何らかの活動を通してもっと元気にしたい。人と人とを繋げたい。” このような思いは、きっと多くの人が心の中に持ち得ているものではないでしょうか。だけど、それをほんとに実現させるのは、熟練した技でも経験でもなくて『ゆるぎない熱』なんだよなぁー、とお話をきいて改めて感じました。着火したら早い、cocon制作室さん。これからも、たのしみにしています。

| 本のしごと研究室 | 2009.10.20 |
「第18回 本のしごと・トーク/文字と本 片岡 朗」開催のお知らせ

第18回のゲストは、グラフィックデザイナーの片岡 朗さんです。



多くのデザイナーから愛されている「丸明朝体」という文字をデザインしている人です。デジタルでありながら、アナログな手触りのあるこれらの文字が、どのように生まれたのか、その秘密に迫りたいと思います。実は、国立本店には、片岡さんが古本屋で見つけ、文字をデザインする時に参考にしていた本を置いています。活字の時代の本の文字と、現代の文字は、どこが同じで、どこが違うのか。興味深いところです。また、最近「文字本」という文字のデザインだけの本を出版され、デザイン界に静かなブーム巻き起こした片岡さん。そもそも、文字と本との関係をどう考えてきたのか。文字と本への想いを、みんなで共有できる時間になるとうれしいです。



片岡 朗 プロフィール

1947年、東京出身。レタリング事務所、デザインプロダクション、広告代理店を経て1990年独立。2000年2月「丸明オールド」発表。2005年3月「iroha gothic family」発表。2007年1月「丸明朝体family」発表。2009年10月「丸丸gothicABC」発表。2007年11月「文字本」誠文堂新光社より上梓。第2回石井賞3席、朝日広告賞入選、日経広告賞、雑誌広告賞、消費者のための広告会長賞、日刊工業新聞広告賞、全国カレンダー展通産大臣賞、TCC審査委員長賞等受賞。

http://www.moji-sekkei.jp/





●日時      2009年10月24日(土) 18時〜20時



●会場      国立本店

         東京都国立市中1-7-62

042−575−9428

         http://honten.chub.jp/



●定員      10名 申し込み先着順



●参加費     2000円(当日支払い)

         簡単な食べ物と飲み物も用意しています。



●主催・企画・運営   本のしごと研究室



「本のしごと研究室」は、編集、執筆、エディトリアルデザイン、 本を読む、印刷、製本、出版、活版、写真、文字、イラスト、雑誌、フリーペーパー、絵本、地図、図書館、本屋、本のまち、などなどをテーマに、興味の向くままに、本にまつわる様々な仕事について、様々な立場の人と話し合い考える場です。はじめての活動年にあたる2009年は、国立本店を拠点に、隔週土曜日に全20回のトークを予定しています。現在のメンバーは、萩原修、芳賀八恵、川島睦美、神田沙耶香、綾原江里、原田光丞、三森奈緒子、古橋英枝、和久倫也、佐藤界、西本良太、サダヒロカズノリ、大村佳子、後藤知佳、宮国小貴子、藤井慶子、桜井直子、澤田舞、葉田いづみ、の19名です。



● 申し込み方法 1、トーク名

         2、参加者氏名

         3、携帯電話番号

         4、メールアドレス

         5、仕事内容



         を明記して、

国立本店「本のしごと研究室」係(担当/ 古橋英枝 川島睦美)

honten@chub.jp までメールでお申し込みください。

| 本のしごと研究室 | 2009.10.16 |
「第17回 本のしごと・トーク/フリーペーパーがつなぐもの cocon制作室」開催

第17回のゲストは、cocon制作室です。

青梅、五日市で活躍する女性3人組。地域の魅力を、そこに住む自分たち独自の視点で掘り下げ、フリーペーパーというかたちにして発信する活動を続けています。行政誌にも、商業誌にもできない新しい形態として注目を集めています。何よりも、自分たちのやっていることを、楽しんでいる姿勢が気持ちいいです。いったいどういうきっかけでフリーペーパーをはじめて、どういうしくみで成り立っているのか。フリーペーパーの可能性は、どこにあると感じているのか。ざっくばらんに、この際いろいろと聞いてみたいと思います。お楽しみに。



cocon制作室

2007年より活動開始。

メンバーは印刷会社の制作部で知り合った高木多恵子・高橋享子・島崎さほりの3人。

東京都奥多摩町を紹介する「東京の庭」を皮切りに、多摩産材をテーマにした「東京の庭baum」、奥多摩の人と人をつなぐ「たまもの」の三誌のフリーペーパーを制作。身の回りにあるステキな事を掬いとることを大切にしています。現在、紙もののデザインを中心に活動中。



●日時      2009年10月10日(土) 18時〜20時

●会場      国立本店

         東京都国立市中1-7-62

         042−575−9428

         http://honten.chub.jp/

●定員      10名 申し込み先着順

●参加費     2000円(当日支払い) 簡単な食べ物と飲み物も用意しています。

● 申し込み方法 1、トーク名 2、参加者氏名 3、携帯電話番号 4、メールアドレス

5、仕事内容 を明記して、国立本店「本のしごと研究室」係(担当/ 古橋英枝、川島睦美)

      honten@chub.jp までメールでお申し込みください。



●主催・企画・運営  本のしごと研究室

「本のしごと研究室」は、編集、執筆、エディトリアルデザイン、 本を読む、印刷、製本、出版、活版、写真、文字、イラスト、雑誌、フリーペーパー、絵本、地図、図書館、本屋、本のまち、などなどをテーマに、興味の向 くままに、本にまつわる様々な仕事について、様々な立場の人と話し合い考える場です。はじめての活動年にあたる2009年は、国立本店を拠点に、隔週土曜日に全20回のトークを予定しています。現在のメンバーは、萩原修、芳賀八恵、川島睦美、神田沙耶香、綾原江里、原田光丞、三森奈緒子、古橋英枝、和久倫也、佐藤界、西本良太、サダヒロカズノリ、大村佳子、後藤知佳、宮国小貴子、藤井慶子、桜井直子、澤田舞、葉田いづみ、の19名です。

| 本のしごと研究室 | 2009.10.08 |
「第16回 本のしごと・トーク/絵本作家で生きていく はた こうしろう」レポート

2009年から、国立本店で新しくスタートした『本のしごと研究室』。

毎月隔週でゲストをお招きして、本とのつながりを考える

『本のしごとトーク』を行っています。

その『本のしごとトーク』第16回目が、9月26日に行われました。



《第16回ゲスト はた こうしろうさん》







はたさんは、様々なタッチや表現方法を使い分け活躍されているイラストレーター/

絵本作家。これまでに手がけた80冊以上の作品は、一冊も絶版にしていないという

稀有な存在です。

そんなはたさんに「絵本作家を生業として生きていく」をテーマにお話を伺い、

自らのご経験や業界裏話なども交えつつ、熱く語っていただきました。



デザインと絵本



月刊誌『ちいさなかがくのとも』(福音館書店)の表紙デザインをはじめ、

子どもの本の装丁も手がけているはたさん。

デザインと絵本の仕事は、完全に頭を切り換えないといけないといいます。



「デザインをするときは<プロデューサー>に、絵本、特に作絵を手がける

作品のときは<ブルース・シンガー>となるんです。

生身の自分の感情(憤り、怒り、悲しみ)を、大きな声でストレートに

歌う"ブルース"を歌えないと、絵本は面白くならない。」



また、いわゆる芸術活動は、人間は自由なんだということをどう表現するか

という活動だが、デザインはその対極にあるとも語ります。

「デザインには、どうしようもない定められた<枠>がある。その中でいかに

遊ぶか、ちょっとでもはみ出せるか。そのトライの繰り返しにより<枠>を

広げていくことで、自分が絵本をつくる意義がハッキリするんです。」



「どういう風にしたら、ちょっと見たことがないようなものにできるかを

常に考えています。今までに出ている本に負けたらダメだと。

既成概念を壊していきたい。そのために色々なタッチで描いたり、誰も

やったことない技法を用いたりしています。」



鮮やかな躍動感あふれる激流が印象的な『ゆらゆらばしのうえで』

(きむら ゆういち/文、福音館書店 2003年)も、そうしたはたさんの

こだわりが表れた作品で、テキストから3年かかって完成をみた名作です。

世界各国で訳され出版されているこの作品ですが、フランスのとある出版社

から翻訳が出たときは「デザインが常識では考えられないくらい」大胆に

改変されていてびっくりしたとのこと。

実物を対比させながら、海外のデザイン事情やお仕事についても興味深い

お話をお聞かせくださいました。







偶然性のエネルギー



「テクニック的に洗練されたものよりも、プリミティブな魅力を持っている、

どちらかといえば<稚拙>といわれるものが、ずっと好きだったんです。」



本との出会いは『エルマーのぼうけん』(ガネット/作、福音館書店 1963年)、

そしてチャールズ・M・シュルツの『ピーナッツ』を経て、中学生のときに

『はせがわくんきらいや』(長谷川周平/作、温羅書房 1993年)の生々しく、

荒削りな魅力に衝撃を受けます。和田誠氏の絵も好きだったそうです。

一時期「カッコいい」イラストレーターになりたかったはたさんが、実は

自分はシンプルで味のあるもの・偶然性を感じさせる絵が好きなのだと

自己認識したちょうどその頃に、絵本を作る仕事を引き受けたことが、現在の

絵本作家としての活動につながっていきます。



「自然の中の<偶然性>の生むエネルギーは、生命力があり魅力的です。

作品を作る時も、自分のテクニック半分・偶然性のエネルギー半分で

やっている。コンピューターで作り上げたものであっても、必ず線は

鉛筆か万年筆でひくようにしているんです。そうすれば、決して薄っぺらい

ものにはならない、深みのある線がひけます。結局その方が早いし、綺麗だし、

エネルギーがこもって得です(笑)」



新しいものに挑戦しながらも、自らの好きなものについては、誠実であること。

はたさんの作品が長く愛されている理由には、シンプルで強い信念がありました。



職業としての絵本作家



「絵を描く人=絵本作家。逆に、絵本を作っていても絵を描かない人は、

絵本作家ではないんです。」と、はたさんは言い切ります。

絵描きがどれだけ絵をふくらませていくかで、絵本がよくなっていく。

だからテキストは別の人が担当する場合でも、アイディアを出して

変更をしていくことも、しばしばあるそうです。



「絵本を、映画を作るような気持ちで作っています。でも、絵本作家というのは、

映画監督よりも忙しい。アングル、スタイリング…全部やらなくてはいけない

ので大変だが、逆に言うと全部自分でやれる醍醐味があります。

全体の構成を考えているのが一番楽しいですね。読者を手の平の中で、

どのように動かしていくか。そこが面白い。

1冊を読んだ後の、読後感というんですか。そこでクオリティを評価してもらって

いると思うんですよ。もちろん、絵本なので絵でもサービスしているつもりです。」





自分の中にある基準があって、ベストをつくす。

100%を超えるものを作ろう、と。

絵本作家に転身してからの10年間は、来る仕事を一切断らず、休みも月1日、

記憶がないほど働き、過労で倒れてしまいます。

絵本を作ることでご飯を食べていくのはとても難しいことだと、その厳しさを

身をもって体験したはたさんですが、

「それでも、楽しいですよ。やっぱり仕事は楽しい。

ビジネスとして成功しなくてはいけないけれども、やっぱり面白いものを

作っていきたい。ぐっと胸に残って、離さない、そういうものを作りたいですね。」



大人を経由して子どもへ渡される特殊な「絵本」というものは、

買っている人と読んでいる人が違うということが、価値を見定めにくくも

させている、とはたさんは指摘します。



「いずれきっと、絵本も漫画のように、あらゆる人に発信できるメディアに

なればいいですよね。絵本の可能性はまだまだあります。

もっと、見た事がないような絵本が出てくると思っています。

本来はお金とは無関係に自由に表現ができる=楽しいものが芸術ですが、

デザインや絵本は、芸術のそういった部分をコンテンポラリーとして

世の中にどう浸透させていくかが課題でしょうね」



はたさんの魅力的な関西弁の語り口に引き込まれ、大変密度の濃い

内容ながら、時間も忘れてお話に聞き入ってしまいました。

ありがとうございました!





■本日の給食■

・ほうれん草、ベーコン入りケーク・サレ

・パプリカときのこのマリネ

・3種のパテ・クラッカー添え

 (かぼちゃとクリームチーズ、レバーペースト、さつまいもクリーム)



きのこに、かぼちゃにさつまいも。秋らしい味を堪能しました。



【本のしごと研究室 研究員  藤井慶子】



次回 2009年10月10日ゲストは、cocon制作室の皆さんをお招きします。






| 本のしごと研究室 | 2009.10.03 |
「第14回本のしごと・トーク/本の佇まい 山口信博」レポート

『本のしごと研究室』では、隔週でゲストを招いて本とのつながりを考える『本のしごとトーク』を行っています。

第14回目が8月29日に行われました。

今回のゲストは、折形デザイン研究所主宰 山口信博さんです。



●「紙袋を折りかえる」

ワークショップからはじまった『本のしごとトーク』は、「紙袋を折りかえる」というテーマで、どこにでもある身近な白い紙袋の山折りと谷折りを変え、新しい形を探すというもの。ルールは一つ、側面の直角二等辺三角形の折りを一つの単位として、山折り・谷折りを繰り返したり、折りかえしたりました。みなさん無心に作っていました。









ワークショップでの作品の一部



●本のデザイン

山口さんは本の仕事がくると、撮影の立会いや、著者の仕事・住まい環境を見て食事を一緒にするそうです。そうすることで、「一体感」のような親身な気持ちになり、自分のデザインを押し付けることをせず、自ずと形ができていくそうです。

実際の制作は、絵を描くデザイナーとは着想が異なり、文字や写真の大きさを考えながら、使い方のルールを決定するグッリド作成から。「これには相当な時間をかけます。ただ、この秩序の構築をあまりに論理的にしすぎていくと、偶然が入り込む余地がなくなり、活き活きした感じがでなくなる。たまたま配置したレイアウトがよかったりするんです」という山口さん。秩序の中に偶然が入り込んだ、凛としながらも風通しのよいデザインは、こんな風にできていたんですね。



●俳句 

俳句をはじめて20年という山口さんは、句会での体験が、それまであまり意識していなかったことを考えるきっかけになったそうです。

その体験とは、一人幾つか句を作った後一旦それを集め、その中から一人一つ良いと思ったものを選び読み上げる、この黙読から朗読に変わった時に、自分ではあまり意識していなかった句を、誰かが声にした時に良い句だと気づいたことが、山口さんにとってはショックな体験だったそうです。

「声という物質になると、いろんなことが明らかになる。俳句とは、読み手によって完成されるもの、自己完結している表現ははだめ」という山口さん。これはどんなことでも言えることなのかもしれません。



●折形デザイン研究所

室町時代から伝わる、伝統的な贈答の礼法「折形」を研究しはじめたきっかけは、神保町である本を見つけた時。この時山口さんは、200年前の人から手紙をもらったような感覚だったそうです。

「折形」の秩序ある美しさをモダンデザインとして捉えなおし、今に活かせる「折形」を探求する研究所。著書に『礼のかたち』『折る、贈る。』(共に2003年、ラトルズ)、『半紙で折る折形歳時記』(2004年、平凡社)があります。それとは別に、展覧会等を行うときは必ず小冊子を作るようにしているそうです。

「もしかしたら自分の作った冊子や本が、100年後の人に届くかもしれない」その言葉がとても印象的でした。





「紙袋を折かえる」小冊子





言葉を選びながら控えめに語る山口さんの本のしごとトークは、山口さんの作品同様に、緊張感と心地良さのあるものでした。









給食のメニュー:蒸し鶏と水菜のサラダ ゴーヤのおひたし ゆでたオクラとラディッシュは、本店店長 和久さんの作ったお塩でいただきました



レポート:本のしごと研究室 研究員 神田沙耶香



| 本のしごと研究室 | 2009.09.23 |
「第16回 本のしごと・トーク/絵本作家で生きていく・はた こうしろう」

第16回のゲストは、絵本作家の「はた こうしろう」さんです。

はたさんの絵は、作品によっていろいろな顔を見せます。作品の対象やテイストに合わせたベストな表現手法を選び、様々なタッチを使い分けます。絵本全体をディレクションする視点に立ち、自分の絵にも厳しく、読者に向けてできる限りのサービスをするということも考えています。

本の中でも絵本は、買う人(大人)と読者(子ども)が違うという複雑な構造のため、ある意味特殊な分野かもしれません。絵本をつくる人、読む人、薦める人などの絵本に対する見解は様々ですが、思い入れの強い人が多いのも特徴です。そんな絵本の世界で活躍中のはたさんに、絵本作家を生業として生きていくことの厳しさや楽しさ、絵本に対する思いなどを訊く、絵本スペシャル(?)の回、ご期待ください。



はた こうしろう プロフィール

1963年兵庫県生まれ。絵本画家、デザイナー、イラストレーターとして活躍。ブックデザインも多く手がける。自作絵本に『なつのいちにち』(偕成社)『どうぶつなんびき?』『このかたちなあに?』(共にポプラ社)『馬の耳に念仏』(ほるぷ出版)など。主な作品に「ショコラちゃん」シリーズ(講談社)「クーとマーのおぼえるえほん」シリーズ、『まほうの夏』『雪のかえりみち』(以上、岩崎書店)『ゆらゆらばしのうえで』『あかちゃんがやってきた』(共に福音館書店)『はるにあえたよ』(ポプラ社)ほか多数。





●日時  2009年9月26日(土) 18時〜20時

●会場  国立本店

     東京都国立市中1-7-62  042−575−9428

     http://honten.chub.jp/

●定員  15名 申し込み先着順

●参加費 2000円(当日支払い)

     簡単な食べ物と飲み物も用意しています。

●主催・企画・運営   本のしごと研究室



「本のしごと研究室」は、編集、執筆、エディトリアルデザイン、

本を読む、印刷、製本、出版、活版、写真、文字、イラスト、雑誌、フリーペーパー、絵本、地図、図書館、本屋、本のまち、などなどをテーマに、興味の向くままに、本にまつわる様々な仕事について、様々な立場の人と話し合い考える場です。はじめての活動年にあたる2009年は、国立本店を拠点に、隔週土曜日に全20回のトークを予定しています。現在のメンバーは、萩原修、芳賀八恵、川島睦美、神田沙耶香、綾原江里、原田光丞、三森奈緒子、古橋英枝、和久倫也、佐藤界、西本良太、サダヒロカズノリ、大村佳子、後藤知佳、宮国小貴子、藤井慶子、桜井直子、澤田舞、葉田いづみ、の19名です。



●申し込み方法

1、トーク名

2、参加者氏名

3、携帯電話番号

4、メールアドレス

5、仕事内容     

を明記して、 国立本店「本のしごと研究室」係(担当/ 古橋英枝・川島睦美)honten@chub.jpまでメールでお申し込みください。

| 本のしごと研究室 | 2009.09.16 |
「第 15 回 本のしごと・トーク/本と人のつながり 山口博之」

第15回のゲストは、編集者/選書家の山口博之さんです。



山口さんが本の虫になったのは遅く、18歳の頃。高校卒業の春休み。突然、本を読まなければならないと、カフカの「変身」、カミュの「異邦人」を手にします。そこで、言葉の持つ世界に引き込まれてしまいます。大学卒業後、旅の本屋「BOOK246」を経て、現在、幅允孝が代表を務め、様々な場所のブックディレクションを手掛けるBACH(バッハ)に所属。ひと月に20冊は本を読み、仕事で目を通す本の数はなんと200冊にも。



BACHは、「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」、国立新美術館「スーベニアフロムトーキョー」、「CIBONE青山」、「SHIBUYA PUBLISHING AND BOOKSELLERS」などの書店部分のブックディレクション、また「スルガ銀行d-labo」や「千里リハビリテーション病院」、「The South harbor Resort」など、銀行や病院、結婚式場などを始め、様々な施設のライブラリーディレクションも行っています。山口さんも含めBACHの皆さんは、本という非常に雄弁で魅力的なメディアの力と可能性を信じ、愛しています。本を読みたい人とうまく出会う事ができていない今の本屋さんの環境を、ちょっと変えてあげて、一人でも多くの人に本を手に取ってもらうことをしているのです。開いてもらえれば、後は本の楽しさに気づいてもらえると信じて。



中央線沿線でデザイン関係の仕事をする人たちの集まれる場所としてスタートした国立本店。ここの本棚を、【デザインをデザイン本だけで語らない本棚】をテーマに、山口さんと一緒に再構築するワークショップを今回の「本のしごとトーク」でチャレンジしたいと思います。そしてもちろん本について、たくさん語り合いながら。国立本店を、より多くの人に楽しんでデザインに触れられる本屋的集合場所にしてみようと思っています。



山口博之 プロフィール

編集者、選書家。1981年仙台市出身。自転車屋の次男。立教大学文学部英米文学科卒業。中学時代はバスケットボールに、高校時代はファッションに捧げる。大学に入り、完全に本の世界にはまり込む。在学中からファッション雑誌の編集にたずさわり、卒業後BOOK246のスタッフを経て、2007年選書集団BACHへ入社。書店、病院、銀行、美容室、セレクトショップな様々な場所の選書を行う。また編集者として、JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)やダンスカンパニーNOISM、アディダスなどのフリーペーパーを制作。フラワーアーティスト東信の「Azuma Makoto Private Paper」や「DOCOMODAKE COOKBOOK」などの作品集も手掛ける。企画編集を担当した『持ってゆく歌、置いてゆく歌―不良たちの文学と音楽』(大谷能生著/アクセスパブリッシング)が発売中。



BACH

http://www.bach-inc.com/



●日時  2009年9月12日(土) 18時〜20時

●会場  国立本店

     東京都国立市中1-7-62  042−575−9428

     http://honten.chub.jp/

●定員  15名 申し込み先着順

●参加費 2000円(当日支払い)

     簡単な食べ物と飲み物も用意しています。

●主催・企画・運営   本のしごと研究室



● 申し込み方法

1、トーク名

2、参加者氏名

3、携帯電話番号

4、メールアドレス

5、仕事内容

6、選んだセグメント

(本のタイトルまでお決まりでしたら一緒にご記入下さい。)



を明記して、 国立本店「本のしごと研究室」係(担当/ 古橋英枝・川島睦美)honten@chub.jpまでメールでお申し込みください。



*必ずお読み下さい*

今回の「本のしごとトーク」では、国立本店の本棚の本を並べ換える作業を行います。以下のセグメントごとに、本棚のボックスに本を並べてみようと思います(新たにセグメントを考えてきていただいても構いません!むしろ喜びます)。

そこで、参加をご希望される方は、以下のセグメントの中から、1つ以上を選んで頂き、それぞれにお好きな本を3冊以上ご持参下さい。

※本棚の1ボックのサイズ:高370mm×幅430mm×奥245mm。

以下、セグメントごとに書かれているタイトルは例としてあげさせて頂いた作品になります。





■ 中央線から

『キミは珍獣と暮らせるか?』飴屋法水

※中野ブロードウェイにあった珍獣屋さんのお話し

『西荻夫婦』やまだないと

『ろくでなしブルース』森田まさのり

※中央線の大きな駅である吉祥寺がメインの舞台



■ 東京

『TOKYO』ホンマタカシ

『LOVE』古川日出男

『タモリのTOKYO坂道美学入門』



■ 男と女とそれ以外

『太陽と毒ぐも』角田光代

『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦

『新恋愛講座』三島由紀夫

『イメクラ』/『ラブホテル』都築響一



■ 家の内/外

『問いつめられたパパとママの本』伊丹十三

『よつばと』あずまきよひこ

『at home』上田義彦



■ 植物とともに

『雑草ノオト』柳宗民

『草手帖』かわしまよう子

『STEM』リー・フリードランダー



■ 動物とともに

『ねむいねむいちいさなライオン』マーガレット・ワイズ・ブラウン

『ムツゴロウの動物交際術』畑正憲

『猫語の教科書』ポール・ギャリコ



■ あの人の生き様

『青春ピカソ』岡本太郎

『言わなければよかったのに日記』深沢七郎

『ムナーリのことば』ブルーノ・ムナーリ



■ 地球

『センス・オブ・ワンダー』レイチェル・カーソン

『地球家族』マテリアルワールドプロジェクト

『地球はまあるい』ガートルード・スタイン



■ おいしいもの

『地球の食卓』ピーター・メンツェル他

『散歩のとき何か食べたくなって』池波正太郎

『孤独のグルメ』久住昌之/谷口ジロー



■ フシギな世界

『漂流教室』楳図かずお

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』フィリップ・K・ディック

『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』村上春樹



■ 科学的思考

『サイエンス・インポッシブル』ミチオ・カク

『造形と科学の新しい風景』ジョルジュ・ケペッシュ

『パワーズ・オブ・テン』フィリップ・モリソン/チャールズ・イームズ





「本のしごと研究室」は、編集、執筆、エディトリアルデザイン、 本を読む、印刷、製本、出版、活版、写真、文字、イラスト、雑誌、フリーペーパー、絵本、地図、図書館、本屋、本のまち、などなどをテーマに、興味の向くままに、本にまつわる様々な仕事について、様々な立場の人と話し合い考える場です。はじめての活動年にあたる2009年は、国立本店を拠点に、隔週土曜日に全20回のトークを予定しています。現在のメンバーは、萩原修、芳賀八恵、川島睦美、神田沙耶香、綾原江里、原田光丞、三森奈緒子、古橋英枝、和久倫也、佐藤界、西本良太、サダヒロカズノリ、大村佳子、後藤知佳、宮国小貴子、藤井慶子、桜井直子、澤田舞、葉田いづみ、の19名です。

| 本のしごと研究室 | 2009.08.31 |
「第13回 本のしごと・トーク/イラストとギャラリーと 波多野光」 レポート

『本のしごと研究室』では、隔週でゲストを招いて本とのつながりを考える、『本のしごとトーク』を行っています。

第13回目が、8月15日に行われました。



今回のゲストは波多野光さん。

イラストレーターとして活動する一方、ギャラリーのオーナーとしても場所づくりをしてきた波多野さんの、これまでの歩みや仕事の仕方などについて伺ってみました。



京都出身の波多野さんは、デザイン科を卒業後、大阪のグラフィックデザインの事務所に勤務。このデザイナー時代に、ただ作りたくて自分で本を作っていたそうです。鉱物をテーマにした『inorganic』、言葉とイラストが綴られた小さな本『Nega』『Papapa』は、いずれも丁寧に一冊ずつ作られた、波多野さんの原点のような作品。これらの作品を周囲のアート・ディレクターなどに見せたことがきっかけとなり、イラストレーターとして売り込み活動をすることになります。

ちょうど東京へ出ることになり、売り込み方法もよくわからなかった波多野さんは、いきなりHBギャラリーで個展を行ないます。この初個展で原研哉氏と出会い、その後、『一冊の本』で長い間仕事をすることになります。







例えば、コンペなどで入賞し、スムーズにブレイクするイラストレーターもいますが、波多野さん自身はそういうタイプではなく、地道に自分で動くしかないという気持ちだったそうです。ぽつぽつと仕事をもらうようになり、イラストも描いていくうちにだんだん変化していったといいます。



2003年からは、学芸大前にギャラリー「tray」をオープン。もともと人見知りだという波多野さん曰く、「苦手を克服するための修行の場」。いろいろな人が集まるリアルな場所を持つ、ということが目的でした。ここでは人のつながりが生まれ、どんどん広がっていくと同時に、イラストの仕事も軌道にのっていったそうです。



今回のトークでは、イラストレーターが本の仕事をする際の進め方を、具体的に説明してもらいました。

まず、仕事の依頼は、出版社(編集者)やデザイナー、作家からであったり、イラストも、既にあるオリジナル作品を使用する場合と、新たに書き下ろす場合があります。ゲラを読んで描く必要のある場合もあれば、読む必要のない時もあるそうです。依頼内容に合わせ、ラフを何案か提出し、そこから実際の制作作業に入ります。

ちなみに、波多野さんのイラストは水彩なのかと思っていたら、アクリル絵具を薄め、水彩のようにして使っているそう。仕上がりのマット感は、やはりアクリルならではの質感で、納得です。







波多野さんは、原画を惜しげもなく、たくさん見せてくれました。実際の書籍と原画とを見比べると、これがこういうふうになるのか、と大変わかりやすく、イラストの力とデザインの力というものを改めて感じました。

「イラストレーションの仕事は、依頼主の意図を読み取って、絵で応えること。書籍の内容からどの部分を絵の題材にするかを考える作業は、感想文を書くのと似ている」という波多野さん。制約の中で、いかに自分の絵でどう応えるか、が醍醐味だそうです。

イラストは素材であって、原画に忠実でなくてもデザイナーの意図に沿っていればいい、という考え方は、やはり波多野さんがデザイナー出身だからでしょうか。書籍は、本の形になって初めて読者の手に渡るものだという当たり前のことを、再認識しました。



今回は、実際にギャラリーtrayを利用したり、行ったことがあるというお客さんも多く、ここにも波多野さんの周りの人の輪がありました。

trayは今年、学芸大前から参宮橋へと移転し、新たなスタートを切りました。

何かできないか、と常に考えているという波多野さん。イラストレーターとしての活動と、場所を持つということが、いい具合に相互作用して動いていて、これからの活動もますます楽しみです。



*今回の大村さん特製給食は、お盆の中日ということで、殺生なし(?)の野菜中心のメニューでした。大豆のコロッケ、ラタトゥイユなどなど。

ごちそうさまでした!



レポート:本のしごと研究室 研究員 芳賀八恵

| 本のしごと研究室 | 2009.08.29 |
第12回 本のしごと・トーク/手でつくる本のまわり 上島明子」 レポート



2009年から、ここ国立本店で新しくスタートした『本のしごと研究室』では、隔週でゲストを招いて本とのつながりを考える、『本のしごとトーク』を行っています。その『本のしごとトーク』第12回目が、8月1日に行われました。















1冊の本が完成にするまでに、どんな工程があって、どれだけの人が携わっているのだろう。そんな事をふと、思ったことってありませんか?

本屋さんで積み上げられた、たくさんの話題の新刊書籍。気になる作家さんの新作を手にするより先に、目に飛び込んできた装丁の本を手にしちゃうことってありませんか?



それまで全然知らない作家さんだったのに、その装丁に惚れてしまい、お買い上げ。書籍の世界にもジャケ買いってあると私は思う。というか、私はそうやって何冊も本を買っているもの。それは、文芸だろうと、アート本だろうと、料理本だろうと、やっぱり装丁が気になる。





装丁には、製本という工程が含まれる。

数ある製本所でも、今となっては稀少となった手製本で本の仕事に携わる、美篶堂の上島明子さんが今回のゲスト。





上島さんの父である美篶堂の親方が、1983年に美篶堂を設立。上島さんにとって、紙はとても身近なものとして育つ。紙を裁断した時に出る「さいらく」と呼ばれる、紙の破片が上島さんにとっての遊び道具であった。



1997年、美篶堂に上島さんが入社した年。時代はバブル崩壊後の日本。世間では人件費削減の波が押し寄せ、その波はもちろん製本業界も関係のない話ではなかった。



「製本は仕事だとは思っていなかった。憧れではあったけど、きつい仕事だし。でも、私は何々屋さんになりたかった。何屋さんかは具体的ではなかったけど。」



製本会社は中国の工場で機械製本へ流れ始める。人件費削減の為、美篶堂でも機械製本の動きがやってくる。しかし、親方は機械製本の道を選ばなかった。



「親方は一緒に機械化になる時代を開発してきた人。散々、機械もやったの。でも、職人さんは機械をいじれなかったの。それに、高いくて新しい機械をなかなか買えなかったのよね。」

笑いながらもそう話す上島さん。



少部数でもいい。機械に頼らず昔ながらの手製本で職人さんを残すことによって、今では稀少な会社の1つとなった。ただ、手製本とは言っても、機械を使わないというわけではない。機械を使う工程もあるが、なおも人の手によって製本されるのだ。丁寧に手製本された1冊1冊の本は、やはりどこか機械製本の本とは違う温もりを感じるのは、私だけではないだろう。





1999年に美篶堂のwebサイトをスタートさせる。

まだまだインターネットが一般家庭に普及していない時代ではあったが、webサイトをはじめた事によって、いくつかオーダーもきたという。

そして、今までは製本会社としての美篶堂だったが、上島さんの提案によって、ノートやメモパッドといった文具用品が生まれる。ミュージアムショップが好きだった上島さんは、とある日ミュージアムショップでイタリア製のノートを手にする。それはハードカバーのノートだった。



「日本製でハードカバーのノートってなかなかなくてね。でもイタリアだとか海外製のノートは値段が高くて。美篶堂だったらさほど高い値段にもならずに作れるんじゃないと思ったの。プレゼント用にだったらいいかなって。」



そうして、今ではすっかり有名になった、色鮮やかな美篶堂のノートが誕生したのだ。



1983年生まれの私は、実のところ美篶堂をはじめて知ったのは、このカラフルなノートだった。日記用にしてはちょっと勿体ないなぁ、なんて思い買ったはいいが、なかなか使えずにいたのを覚えている。そして、それから数年後に美篶堂が製本会社だという事を知った。







2003年、上島さんはお茶の水にショップ、ギャラリーを兼ねた工場を持つ。

「お店を持って良かったことは、相手の方とコミュニケーションが取れること。今までは、手渡してしまえばそれまでだったけど。」

そうして、今では開催事に必ず定員オーバーになってしまう程、大人気の製本のワークショップもこのお茶の水のショップでスタートさせる。





「美しい本が作られているのは、平和だから。平和である為に、美しい本を作り続けたい。」

と上島さんは話す。戦後、紙がとても貴重なものだった時代から、まだ100年も経っていない。印刷技術は進化しているかもしれないが、現代ではメディアの発展によって、雑誌は何も紙メディアである必要がなくなってきているし、小説は携帯電話で読める時代だ。あと数年の内に、書物の持つ価値が大きく変わるだろう、と私は思う。



丁寧に製本された本や、きれいな紙に印字された活字に触れたとき、私が抱く穏やかな気持ちは平和に繋がっていたんだなと思った。









レポート:本のしごと研究員 かわしまむつみ







| 本のしごと研究室 | 2009.08.24 |
「第14回 本のしごと・トーク/本の佇まい 山口信博」

第14回のゲストは、山口信博さんです。



緊張感がありながら優しい佇まいの本をデザインする山口信博さん。押し付けがましいこれ見よがしのデザインではないのに、その独自の空気感は、多くの人を引きつけてやみません。今回の本のしごと・トークでは、そんな山口さんのブックデザインの仕事の裏側にある考え方やモノの見方について、みんなで話をする機会を持ちたいと思います。そのストイックにも見えるデザインからは、神経質な人を思い浮かべるかもしれませんが、山口さんは、いたって気さくな人。話はじめると、その話術に引き込まれ、2〜3時間は、すぐにたってしまいます。本の周辺で、現在、興味があることについても話が聞けるかもしれません。期待大の聞き逃せないトークです。



山口信博 プロフィール



1948年、千葉県生れ。桑沢デザイン研究所中退。デザイン事務所、コスモPRを経て独立。主な仕事としては、住まいの図書館『住まい学大系』全100冊のブック・デザイン、鹿島出版会の雑誌「SD」のアート・ディレクター、SD選書のリニューアル。著書に『白の消息』(2006年、ラトルズ)。共著に『礼のかたち』『折る、贈る。』(共に2003年、ラトルズ)、『半紙で折る折形歳時記』(2004年、平凡社)。アート・ディレクター。現在(2008年5月)、折形を研究する場、折形デザイン研究所主宰。http://www.origata.com/





●日時  2009年8月29日(土) 18時〜20時

●会場  国立本店

     東京都国立市中1-7-62  042−575−9428

     http://honten.chub.jp/

●定員  15名 申し込み先着順

●参加費 2000円(当日支払い)

     簡単な食べ物と飲み物も用意しています。

●主催・企画・運営   本のしごと研究室



「本のしごと研究室」は、編集、執筆、エディトリアルデザイン、 本を読む、印刷、製本、出版、活版、写真、文字、イラスト、雑誌、フリーペーパー、絵本、地図、図書館、本屋、本のまち、などなどをテーマに、興味の向くままに、本にまつわる様々な仕事について、様々な立場の人と話し合い考える場です。はじめての活動年にあたる2009年は、国立本店を拠点に、隔週土曜日に全20回のトークを予定しています。現在のメンバーは、萩原修、芳賀八恵、川島睦美、神田沙耶香、綾原江里、原田光丞、三森奈緒子、古橋英枝、和久倫也、佐藤界、西本良太、サダヒロカズノリ、大村佳子、後藤知佳、宮国小貴子、藤井慶子、桜井直子、澤田舞、葉田いづみ、の19名です。



● 申し込み方法

1、トーク名

2、参加者氏名

3、携帯電話番号

4、メールアドレス

5、仕事内容     

を明記して、 国立本店「本のしごと研究室」係(担当/ 古橋英枝・川島睦美)honten@chub.jpまでメールでお申し込みください。

| 本のしごと研究室 | 2009.08.17 |